過去ログ - 提督「傑作だなぁオイ。笑えるぜ」
1- 20
10: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:42:48.26 ID:J1uwhgey0
どんなに言い繕っても言い訳にしか聞こえないのだとその言葉で思い知らされた。

「十年だ。わかるか?十年だよ。何人の艦娘が死んだ?数えてないか?味方が死んでいくのは愉快だったか?」

遅れてその言葉を思い出す。
以下略



11: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:43:35.39 ID:J1uwhgey0
後悔しながら、提督が向かった方向を眺めた。

提督が五月雨とまた夫婦漫才をしている。

陸奥が提督に詰め寄ろうとする五月雨に絡んでいて、さっきまで武蔵を止めていた長門が今度は陸奥を止めている。
以下略



12: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:44:54.72 ID:J1uwhgey0
横須賀は伊藤の臆病さを知ってたからいいとして。

十三湊は・・・、言うまでもないし。

・・・。
以下略



13: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:46:15.47 ID:J1uwhgey0
一四三二。追浜海軍航空基地。

キ105が着陸した。

プロペラの風が滑走路に吹き荒ぶ中、中から艤装を乗せた車が吐き出される。
以下略



14: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:47:25.56 ID:J1uwhgey0
一方。補給艦隊。

速吸「ぐぇぇ、重いです・・・」

五月雨達にとっては巡航速度でも補給艦の速吸にとっては全力疾走。なかなか辛いらしい。
以下略



15: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:48:42.73 ID:J1uwhgey0
大和「彼女たちは良くも悪くも自分の性能を知っていますから。相手が水平爆撃をしてきても、それは被害を減らすための方策だと早
合点してくれる可能性もあります」

長門「それはあるかもしれないが・・・」

以下略



16: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:49:22.70 ID:J1uwhgey0
飛鷹「丁度鶴翼の陣形って感じね。中央から行く隊は平常通り水平爆撃をしてもらうつもり」

隼鷹「ちょ、ちょっと待って。それだと翼の部分の味方は敵の直上で爆弾を投下するってことかい?それじゃ急降下爆撃と何も変わらないじゃないか」

飛鷹「ううん、右翼と左翼の皆には航空魚雷を持たせてある。急降下爆撃じゃないわ。・・・艦攻も十分危ないけどね」
以下略



17: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:49:59.74 ID:J1uwhgey0
一九〇〇。太平洋上。

月と星空が微かに照らす海上を、空母機動部隊は南鳥島へとひた走る。

赤城「最初の増援を断られてるのに、いきなりなにも言わずに送っても大丈夫でしょうか?」
以下略



18: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:50:43.69 ID:J1uwhgey0
一九二六。

爆雷を投射しながら相変わらずの全速で南鳥島へ向けて突っ走る。

すでにこの約三十分の間に八本の魚雷が発射されており、危うく春雨が当たりそうになった瞬間もあった。
以下略



19: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:51:25.77 ID:J1uwhgey0
飛んで火に入る夏の虫。

その虫は空母機動部隊。

このままいれば壊滅必至の状況で、活路を見出だすにはどうするか。
以下略



71Res/83.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice