382:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 20:01:19.48 ID:WZRWBcW7o
『しかし今宵、彼女は雪辱の機を手にするのです……フフン、粋な計らいじゃないですか!』
383:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 20:10:41.52 ID:WZRWBcW7o
『全く、感謝してくださいよ? 大人気アイドルを脇役に使える贅沢さに!』
『Привет、蘭子。綺麗な星空だね』
384:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 20:15:16.18 ID:WZRWBcW7o
『さぁさぁ! ボクもスケジュールが押してるんです! ちゃっちゃと済ませますよ!』
『幸子、いっぱい練習してたよね』
385:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 20:21:40.64 ID:WZRWBcW7o
『――輝く世界の魔法』
386:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 20:31:31.10 ID:WZRWBcW7o
余韻が響く事は無かった。
万雷のような拍手が轟いて、全ての音をかき消してしまったから。
387:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 20:45:20.49 ID:WZRWBcW7o
【24歳 / 鐘の後】
388:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 20:57:40.66 ID:WZRWBcW7o
「先輩何やってんすか早く応えて!」
「……え、あ、その」
389:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 21:47:26.96 ID:WZRWBcW7o
「はいはい。皆さん仕事が山積みでしょう? あなたもですよ、プロデューサーさん」
ちひろが数度手を叩き、同僚達がニヤけた表情を浮かべながら散っていく。
抱き着いて離れない蘭子の肩越しに、彼が苦笑いを返した。
390:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 22:00:22.13 ID:WZRWBcW7o
真昼の街中は喧噪に満ちていた。
ごく普通のフェミニンスタイルに身を包んだ蘭子へ、気付いたファンが手を振ってくれる。
下ろした銀髪を靡かせて、蘭子も笑顔で手を振り返す。
391:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 22:07:38.30 ID:WZRWBcW7o
「……どうすれば、契約を結んでもらえる?」
「ククク……そなたの全霊力を以て、我が底無しの興を満たせっ!」
(まずデート。それから……デートっ!)
392:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 22:20:35.72 ID:WZRWBcW7o
【24歳 / 大安吉日】
端的に言って、アイドルの結婚披露宴は面白い。
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