1: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:33:22.44 ID:uhAtUbKGo
桃「では、本日の訓練もご苦労だった!このまま解散…と普段ならいくところだが、今日は会長からみんなに大事な話がある。心して聞くように!」
<エー ハヤクカエリターイ オフロ… オナカスイター
桃「いいから黙って聞け!では、会長お願いします」
杏「あいよー。…みんな、今までありがとう」
沙織「今度は何の無茶振りを…へっ?」
杏「戦車道チームの立ち上げから始まり、練習試合に全国大会…果ては大学選抜チームとの試合。一科目の履修者でしかないみんなに、この学校の命運を背負わせるというあまりにも大きな負担を強いてしまったこと、そして、それに最後まで力を貸してくれたこと…どれだけ感謝しても足りないくらいだ」
華「まぁ…」
杏「これで、私たちも安心して卒業できるよ。本当にありがとう」
麻子「鬼の目にも…いや違うか」
杏「それから…西住ちゃん」
みほ「…へっ!?あ、はい」
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2: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:34:32.56 ID:uhAtUbKGo
杏「みんなも知っている通り、西住ちゃんは前の学校…黒森峰ですごくつらい目に遭って、戦車道の無いこの学校に転校してきた。けど、戦車道で全国優勝することしか廃校撤回の手段を見いだせなかった私たちは、だいぶ強引な手を使って西住ちゃんを戦車道チームの隊長に仕立て上げたんだ。…本当にすまなかった」ペコリ
優花里「あ、あの会長が…」
3: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:35:04.12 ID:uhAtUbKGo
杏「みんなほんといい子たちだねー…ありがとね。よぉし、湿っぽいのはこのへんにして、今なら大抵のことは聞いちゃうからなんかあったら言ってみ?」
桃「もちろんできることとできないことがある。常識の範囲内にとどめるように」
4: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:35:34.31 ID:uhAtUbKGo
柚子「アヒルさんはバレー同好会、と…この件はひとまず保留ですね。他にはなにかありませんか?」
梓「え、えっと…どうしよう?なにかある?」
5: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:36:00.92 ID:uhAtUbKGo
カエサル「…なんだかよくない流れのような気がするが、いい手を考えたぞ。私たちも同好会を立ち上げようじゃないか」
左衛門佐「寮に帰るのと変わらんような気がするが」
6: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:36:28.43 ID:uhAtUbKGo
典子「あ、あのぅ…となるとバレー同好会も…?」
杏「うん、小学校跡でも練習できるくらいだし、どこでだってできるでしょ?」
7: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:36:56.22 ID:uhAtUbKGo
みどり子「まったく、みんな風紀をなんだと思っているのかしら。そんな見返り目当てで戦車道に手を貸したとは思ってほしくはないわね」
桃「カモチームは希望なしか。殊勝なことだな」
8: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:37:23.38 ID:uhAtUbKGo
沙織「結局みんな希望かなえられてないんじゃ…カモさんは後藤さんが嬉しそうでよかったけど」
華「希望と言われましても…W号はこれ以上強化しようがありませんよね?」
9: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:37:50.02 ID:uhAtUbKGo
〜帰港日の朝
10: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:38:18.17 ID:uhAtUbKGo
ケイ「ハーイ!大洗のみんな調子はどう?バカンスを楽しむならぜひウチを選んでね!なんでもあるわよ?」
カチューシャ「なんでもある?笑わせるんじゃないわよ!プラウダのすばらしさを知りたければうち以外の選択肢は無意味と言っていいわね!」
11: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:38:47.78 ID:uhAtUbKGo
カチューシャ「さすがサンダース、手が早いわね…プラウダに来たいって言う人は居ないわけ?ミホーシャ!もちろん最初に選ぶのはうちよね?」
みほ「えっと…少し待ってもらえますか?麻子さんが…」
12: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:39:15.97 ID:uhAtUbKGo
ミカ「ふぅん、君たちがV突の…なかなか個性豊かな顔ぶれだね?」ポロロン
左衛門佐「あなたに言われたくはないが…よろしく、砲手の左衛門佐だ」
13: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:39:55.88 ID:uhAtUbKGo
みどり子「…さっそく奇行に走ってるチームが…はぁ、私たちはどうしようかしら」
モヨ子「なんだかあまり派手なところに行くと戻って来られない気がする…」
14: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:40:22.86 ID:uhAtUbKGo
ねこにゃー「お嬢様学校かあ…ちょっと憧れるなあ…」
ダージリン「あら?まだ行き先を決めてらっしゃらないのなら、我が校でお茶などいかがかしら?」
15: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:40:51.16 ID:uhAtUbKGo
アンチョビ「ど、どういうことなんだ!?なんでウチに誰も来ないんだー!や、やっぱりウチみたいな普通の学校じゃあ…」
ナカジマ「いやいや、ぜんぜん普通じゃないですって。多分一番人気なんじゃないかな?それだけに後のお楽しみってことじゃありません?」
16: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:41:19.73 ID:uhAtUbKGo
〜プラウダ高校
カチューシャ「さぁ、ようこそプラウダへ!うちは広いから、これで見て回るわよ!」
17: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:41:48.05 ID:uhAtUbKGo
ニーナ「はい、お待たせしました!ココアです…ん?ココア?秋山さん、前にどごかでお会いしませんでした?」
アリーナ「ニーナもそう思うべ?なーんかどっかで会ったようなぁ…大学選抜じゃあねし、もっと前に…」
18: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:42:20.74 ID:uhAtUbKGo
〜サンダース大付属高校
19: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:42:47.10 ID:uhAtUbKGo
梓「あれ?紗希は?」
あゆみ「えっ、さっきまで居たよね?」
20: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:43:18.44 ID:uhAtUbKGo
〜継続高校
カエサル「…すごいな。うちの学園艦もそこそこ自然があるほうだけど、こちらはもっと深い」
21: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/30(火) 01:43:50.44 ID:uhAtUbKGo
アキ「大洗の皆さんこんにちは!ミカがご迷惑かけていませんか?…って何してるんですか?みんなで一列になって…」
カエサル「こんにちは、地雷を踏まないようにマンネルヘイムの足跡を辿っているんだよ」
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