965:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:47:56.35 ID:mvxo5hdO0
 雨が降りしきる戦場で和泉と吉川はその雨を蒸発させながら襲い掛かる炎を避け続けていた。 
  
 避けるたびに周囲は炎で包まれて、二人はどんどん追い詰められていく。 
  
 「どうした!! 逃げるばかりかハンター!!」 
966:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:48:40.54 ID:mvxo5hdO0
 吉川とは別方向に飛び出した和泉は体を捻り地面に着地する。 
  
 そして、自分の上空に気配を感じ剣を向けながら見上げた。 
  
 そこには空中に浮かぶ5人。 
967:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:49:08.56 ID:mvxo5hdO0
 凛「加蓮、私たちもあの人が目指してる場所……あの炎の海に行くよ」 
  
 加蓮「了解、アレは大分ヤバいね……ここにいてもピリピリと感じるよ」 
  
 凛「うん。卯月、未央、奈緒はそこにいて! あの炎、もしかしたらスーツでも防げない炎かもしれないから絶対に近づかないで!」 
968:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:49:42.24 ID:mvxo5hdO0
 吉川が地面をすべるように着地すると、後ろにZガンを構えた二人の男が目に入った。 
  
 玄野「お、おいッ! あんた、大丈夫か!?」 
  
 武田「怪我は……無い様だな」 
969:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:50:46.44 ID:mvxo5hdO0
 武田「銃を渡すから使ッてくれ」 
  
 吉川「断る」 
  
 玄野「はァ!? あんた何言ッてんだよ!?」 
970:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:51:40.38 ID:mvxo5hdO0
 今日はこの辺で。 
971:名無しNIPPER[sage]
2016/11/13(日) 16:59:51.53 ID:InszGO+To
 乙 
 少なくともXガン、Yガンじゃあ狙いが付けられないな 
 そしてまだ雷がいる 
972:名無しNIPPER[sage]
2016/11/13(日) 17:46:19.68 ID:oNOnqQ+fO
 乙 
973:名無しNIPPER[sage]
2016/11/13(日) 18:20:10.68 ID:KDAKCaiIO
 炎のやつめちゃめちゃ強化されてるな 
 雷はこれより上なのか… 
974:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 01:51:01.58 ID:/wwqY5m20
 先ほどから降り続ける雨は勢いを増し豪雨に変わっていた。 
  
 それと共に上空で雷鳴が轟いている。 
  
 雨の勢いは増すが、先ほどの場所はいまだに燃え盛り炎の海は健在だった。 
975:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 01:51:39.77 ID:/wwqY5m20
 炎人間の身体が大きく膨れ上がり数メートルほどの炎となり吉川に襲い掛かった。 
  
 その炎を吉川は両手の剣を地面に突き刺したまま、ただ見続けている。 
  
 炎が近づいてきても吉川は動かない。 
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