6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/17(土) 21:40:26.30 ID:CHRKUnfE0
「……ふふ」
身体の真ん中。服で隠れて普段は外へ晒されないそこへ、うっすらと赤く濡れた自分の証が刻まれたのを目で見て確かめて。それから、仰向けの身体の横へと寝かせられた腕を手に取り、掴んで引き寄せて、その指先を口元へ。
7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/17(土) 21:41:17.77 ID:CHRKUnfE0
「……好き」
「好きです」
「大好きです」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/17(土) 21:42:00.88 ID:CHRKUnfE0
「……プロデューサーさん」
「私は好きです、貴方が」
「私は大好きです、貴方のことが」
9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/17(土) 21:42:40.03 ID:CHRKUnfE0
「……蘭子ちゃん……アーニャちゃん……」
「レッスンを真剣に頑張って……大きなライブを大成功で飾って……シンデレラへまた一歩近付いて……そうして、プロデューサーさんに褒められて。三人で感極まって……あんなに深く、あんなに熱い抱擁まで交わして……」
「あの二人を受け入れた……受け入れて受け止めて、そうして優しく抱き締めた……あの二人を包んだ、あの二人を抱いてあの二人に抱かれた、あの二人へ贈られたここ、プロデューサーさんの……」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/17(土) 21:43:08.26 ID:CHRKUnfE0
「……卯月ちゃん……凛ちゃん……未央ちゃん……」
「仕事が重なって忙しくて、ほとんど休めずに疲れた姿でいたところを見つかって、そうして卯月ちゃんに膝枕をされて……瞼をそっと閉じられて、あの優しくて柔らかな空気に抱かれながら、慈しむように額を撫でられて……」
「整える間もなくてボサボサになってしまっていた姿を見られて、みっともないからって手を引かれ連れられて、そうして凛ちゃんに直されて……甘い花の香りに包まれて、温もりと想いを注がれながら、しっかりと綺麗に髪を整えられて……」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/17(土) 21:43:52.49 ID:CHRKUnfE0
「ああ……」
「好き。……好き……好きです……」
「大好きです……。本当に、心から……」
12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/17(土) 21:44:54.46 ID:CHRKUnfE0
心で想い、声で告げ。そうして、それから、落ちる。
下へ。降りて、傾いて、落ちる。無防備に晒されたその唇へと、自分の唇を身体ごと――この身体も、心も、私の何もかもを寄り添わせながら落としていく。
縮まる距離。混ざりあう吐息。視界をそれが、それだけで埋めていく。
13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/17(土) 21:45:36.94 ID:CHRKUnfE0
(……何より望むそこへ、ではないけれど)
触れて、そして離す。
14:名無しNIPPER[sage]
2016/09/18(日) 00:09:57.92 ID:D3dQzFSo0
健全だな
15:名無しNIPPER[sage]
2016/09/18(日) 02:16:41.29 ID:w110uLHO0
お、重い……
16:名無しNIPPER[sage]
2016/09/18(日) 04:25:10.31 ID:ICmzQ1bKO
最高だな
ありがとうありがとう
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