過去ログ - 【君の名は。】「君の名を。」【夢と知りせば(仮)】
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名無しNIPPER
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2016/10/07(金) 19:59:31.69 ID:lQVBXINYo
自分のアパートの部屋に着き、ベッドに転がる。ご飯を作るとか、洗濯とか、録画確認とか、ご飯を作るとか色々あるけれどいつも最初はこれをする
まるで体が何かに制御されているかのように、これをするのだ。
これをすると、心がすごく落ち着くから。
以下略
7
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/10/07(金) 20:07:17.25 ID:lQVBXINYo
意識がふわふわと浮いている。
落ちたり上がったり時には左右に動いたり。
自分のでない、誰かの人生の追憶を見せられてるような感覚。
以下略
8
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/10/07(金) 20:13:00.46 ID:lQVBXINYo
音楽がなっている。酷く不快なリズムと音で脳が強制的に起こされる。
確かアイホンのアラームにこんなのがあったハズだ。
だけど、私が設定してるのは穏やかなリズムでゆっくりと目が覚める、心地の良いもののはずだ。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/10/07(金) 20:36:02.18 ID:lQVBXINYo
股間にあるそのテントを横目に見ながらスマホのアラームを止める。
そこでようやく事の異常さを再確認する
「なん、なんやこれっ…!?」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/10/07(金) 20:56:52.85 ID:lQVBXINYo
「瀧、俺は先にいくからな」
ネットで調べてネクタイを頑張って絞めたあと、今だに存在するそのテントを無理矢理折り込んでズボンを履く。
言われた通りおじさんがいる部屋を探し、一緒にご飯を食べた。
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/10/07(金) 21:40:49.52 ID:lQVBXINYo
涙が止まったことを確認して、私は玄関を開ける。
飛び込んできたのは東京の風景。三年間、見続けてきた物だ。
今まで見てきたというのとは違う見たことのある風景をどこで見たことがあるのか、記憶を掘り出す。
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/10/07(金) 21:56:13.32 ID:lQVBXINYo
どっへぇぇぇーーと大きなため息を付きながら私は電車に乗っていた。
一日中できない仕事をやらされるのがここまで苦痛だとは。
立花瀧は普通の会社員ではあるが、その中でも少し専門的な部分にあるらしい。
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/10/07(金) 22:13:14.78 ID:lQVBXINYo
「…入っちゃった」
まじまじとは見てないし、殆ど触ってないし、セーフだよね。と自分に言い訳をしながら髪を乾かす。
「お休みなさい」
以下略
14
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/10/07(金) 22:18:42.31 ID:8Ye0v86Eo
支援
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/10/07(金) 22:48:16.74 ID:lQVBXINYo
「──クン…─キクン…─タキクン─」
どこからか、声が聞こえる。懐かしい声で、忘れたくない声で、忘れちゃダメな声で、忘れたくなかった声が。
「覚えて…無い──?」
以下略
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