110:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:59:14.47 ID:3gpYRlk40
想像以上の吹雪です。
山を半分ほど登ったところですでに目の前は吹き荒れる雪で真っ白。
111:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:59:42.58 ID:3gpYRlk40
翌朝。
モウカザルの炎とマンムーのマントのおかげで、どうやら寝ている間に凍え死ぬことはなかったようです。
モウカザル「よし・・・行こう・・・」
112:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:00:11.19 ID:3gpYRlk40
ズルズキン「旦那!どうしたんだ?!」
モウカザル「足場が崩れる・・・!!」
キルリア「どうなってるの?!落っこちちゃうよ!!」
113:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:00:40.34 ID:3gpYRlk40
・・・リア
・・ルリア
目を・・・して・・・ルリア
114:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:01:09.93 ID:3gpYRlk40
するとキルリアの後ろで声がしました。
ぶるっと凍えてしまいそうな氷のように冷たい声です。
キルリア「あ、あなたは?」
115:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:01:45.61 ID:3gpYRlk40
周りは一面氷で覆われた一本道。
こっち、こっち
一本道を進むにつれてその声も大きくなっていきます。
116:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:02:20.63 ID:3gpYRlk40
ユキメノコ「其の者らは其方にとって大切かえ?」
ユキメノコが笑みを浮かべたままキルリアに尋ねます。
キルリア「もちろん!大切な友達だよ!モウカザル達がいなかったらボクはここまで来れてないよ!だから早く探しに行かないといけないんだ!だから早く力のありかを教えて!」
117:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:03:05.06 ID:3gpYRlk40
しかしユキメノコがそれを制止します。
キルリア「何?ボク急いでるんだってば!」
ユキメノコ「おほほ・・・。この別れ道は片方を選べば片方は消えてしまう」
118:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:04:06.24 ID:3gpYRlk40
氷でできた空洞をキルリアは駆け抜けます。
この先に自分が望んだものがある。
空洞を抜けたその先に待っていたのは・・・。
119:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:04:34.14 ID:3gpYRlk40
「それが其方の答えかえ?」
そんな三匹の後ろで冷たい声が響きます。
そこにいたのはユキメノコ。
120:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:05:05.54 ID:3gpYRlk40
まぶしくきらきらと輝く光で、徐々に意識がはっきりとしていきます。
キルリア「ここは・・・」
マンムー「お主達、戻ったか」
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