143:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 01:58:47.23 ID:0XoC4lYv0
タブンネ「まことに勝手ながら、私が癒しの波動と癒しのすずで、あなたの怪我を治療させていただきました」
モウカザル「そうなんだ・・・ありがとう。助かりました・・・」
タブンネ「いえ、それと後のお二方は向こうでまだ眠っていらっしゃいます」
144:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 01:59:14.54 ID:0XoC4lYv0
どうやらこの岩山にはここの他に、いくつもの牢屋が存在し、たくさんのポケモンが捕まっているみたい。
自分がここに連れてこられる際に、その牢屋をいくつも見てきたというのです。
モウカザル「この牢屋から出る方法はないんですか・・・?」
145:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:00:04.42 ID:0XoC4lYv0
エルレイド「ここどこ?」
目を覚ましたエルレイドに今の状況を伝えると、彼も母親に会える喜びと希望で飛び起きました。
エルレイド「早く行こう!ママはきっとこの岩山のどこかにいるはず!」
146:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:00:34.60 ID:0XoC4lYv0
ズルズキンは飛び起きたかと思うと、自分の頭を地面がえぐれるほどに勢いよくたたきつけました。
ズルズキン「あ・・・あぁあああああ!!!申し訳ねえ!!旦那!兄貴!俺を殺してくれええ!!」
ズルズキンの眼から涙があふれています。
147:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:01:46.72 ID:0XoC4lYv0
ズルズキン「こ、これで本当にいいのか・・・?」
ズルズキンはモウカザルとエルレイドに抱えられ、頭を牢屋の扉の方に向けられています。
モウカザル「じっとしててね・・・。じゃあいくよエルレイド!」
148:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:02:26.75 ID:0XoC4lYv0
牢屋を出てしばらく、岩でできた壁に松明の明かりだけが灯る薄暗い道が続いていました。
「こっちですごい音がしたぞ!」
すると道の先から声が聞こえてきます。
149:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:03:05.74 ID:0XoC4lYv0
ズルズキン「そうはいかねえ!お前らそこどきな!」
グラエナ「ほざけ!お前らかかれ!」
リーダーの命令で残りの四匹もその鋭い牙をむき出しにして襲い掛かってきました。
150:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:03:51.35 ID:0XoC4lYv0
グラエナ「ぐっ・・・はぁ・・・!!」
グラエナの体はモウカザルの一撃で吹き飛び、岩壁に激突。
岩と一緒に地面に崩れ落ちて、動かなくなりました。
151:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:04:22.25 ID:0XoC4lYv0
「やっと自由に動けるようになった・・・」
なんと動くだけでなく、その鍵束は言葉を発したようです。
モウカザル「お、おば、おば、おばばば・・・!!」
152:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:05:07.45 ID:0XoC4lYv0
クレッフィ「そうだったんだっふぃ・・・。なら助けてくれたお礼に全ての牢屋まで案内するっふぃ!」
どうやらクレッフィ、モウカザル達を助けてくれるみたい!
良かったね!
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