過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:18:35.63 ID:iHa0YDGOO
次の瞬間には、千歌は曜に抱きつき……嗚咽を漏らして、涙を流し始めた。何かが決壊してしまった。今までは乾いた笑いを出せば住んでいた心の安寧が、それだけでは済まなくなっていた。
曜は驚きながらも、少し安心している。高飛び込みの代表クラスの彼女は、悔しさの重要性を誰よりも分かっているつもりだった。千歌の親友として、ここまでの悔しさが溢れ出ているのは初めてのこと。つまり。
以下略
68
:
名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:20:59.24 ID:iHa0YDGOO
◇――――◇
森
以下略
69
:
名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:21:40.47 ID:iHa0YDGOO
善子「ぅ……」
真正面から言い訳もせずに謝られ、こちらが悪いことをしている気分になってしまう。
以下略
70
:
名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:24:33.93 ID:iHa0YDGOO
◇――――◇
21:00
以下略
71
:
名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:29:04.35 ID:iHa0YDGOO
ダイヤ「そう、その状況を作ってしまった人物は、おそらく――綺麗ツバサ」
鬱蒼と茂った樹木の中心で、ダイヤの放った言葉は弾丸のようににこの耳を貫いていく。
以下略
72
:
名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:31:55.69 ID:iHa0YDGOO
続けようとしたダイヤは、目を大きく見開き、勢いよく背後に振り返る。持っていた懐中電灯の灯りを、月明かりの届かない樹木の間へと向ける。
ダイヤ「!!」
以下略
73
:
名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:34:06.28 ID:iHa0YDGOO
ダイヤに向けて拳の棘を使った刺突"どくづき"を放ったのだろう、とにこはすぐに理解した。生身の人間がどくづきを受けたのだとしたら今頃は鮮血に染まっているはずだ。ダイヤの元に駆け寄ると鳩尾付近を抑えて苦しんでいたが、その兆候は見られない。
咄嗟に避けたのだ、すなわち今苦しんでいるのはドクロッグが放った打撃によるもの。
以下略
74
:
名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:35:21.49 ID:iHa0YDGOO
ドクロッグが動かないことを確信。それは――トレーナーからの次の指示がないからだ。近くにトレーナーがいる。周囲に向けて荒げるにこにドクロッグは三白眼の瞳を向ける。
「よく躱してみせた、敬意を表するよ」
以下略
75
:
名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:37:32.05 ID:iHa0YDGOO
ジムリーダーとなって約一年、様々なポケモンを見てきたにこは、英玲奈のドクロッグが普通ではない鍛えられ方をしているのがなんとなくわかってしまった。
そう、レギュラーではないポケモン達で相手にするのは厳しいと判断せざるを得ないほどに。
だからと言って見逃す訳には行かない。
以下略
76
:
名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:39:43.77 ID:iHa0YDGOO
にこ「ダイヤ! ダイヤ!」
肩を揺するにこの行動虚しく、ダイヤの身体には異物が侵入してしまっている。ドクロッグの毒袋から生成されるおぞましき毒物は、人間だとかすってしまうだけで死の扉が見えてくるほどだ。
以下略
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