過去ログ - 無尽合体キサラギ
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454:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 20:13:52.22 ID:slU/EFQUo
アミたちは一瞬だけミキを振り向いたが、
すぐにまた悔しそうな怒りの表情でモニターを見つめる。
するとハルシュタインはこちらの反応を予想しきっていたように、
マミの言葉に対する返答を口にした。

以下略



455:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 20:16:45.90 ID:slU/EFQUo
ヤヨイ『間抜けなお前らのおかげで、たーくさんキサラギの情報を集められたんですよー?
    クククッ……本当にありがとうございまーっす!
    で、時間がもったいないから早速本題に入らせてもらいますけど……。
    キサラギのパイロット、今そこに居ますかー?」

以下略



456:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 20:19:01.92 ID:slU/EFQUo
ヤヨイ『いいか? くれぐれもキサラギとお前ら二人だけで来るんだよ。
    もし他の奴らが一人でも居ればその時点で私は帰るからね。
    約束……守ってくれるよね?』

有無を言わさぬ笑顔でそう締めくくったヤヨイの言を、
以下略



457:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 20:21:42.22 ID:slU/EFQUo
懸命に話すミキの言葉は至極もっともであり、
こんな誘いに易々と乗る方がどうかしているのは、
アミとマミを含むその場の全員が理解している。
しかし二人は俯いたまま、ミキと目を合わせなかった。

以下略



458:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 20:24:57.97 ID:slU/EFQUo
その後すぐ、アミたち三人を含めて緊急会議が開かれた。
そうして出た結論は、
リッチェーンなど他の戦力の戦闘配備を完了させた状態で、
キサラギを単機で向かわせるというもの。
つまり、敵の要求を飲んだということだ。
以下略



459:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 20:27:36.42 ID:slU/EFQUo
そう言ってマミが浮かべた表情が作り笑いであることはすぐわかった。
同じ表情を作っているアミをちらと見て、ミキは静かに言った。

ミキ「危ないと思ったらすぐ行くから。
   ちゃんとそれまで持ち堪えられるようにアミたちも頑張らないとダメだよ」
以下略



460:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 20:28:42.14 ID:slU/EFQUo
ちょっと少なめですが今日はこのくらいにしておきます
続きは多分明日投下します


461:名無しNIPPER[sage]
2017/02/19(日) 22:32:04.44 ID:v3XwciJ1o



462:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 20:36:46.17 ID:LDCgdf66o



まだ傷跡の残る町に巨大な影が伸びる。
だがそれもやがて、大きな闇にとっぷりと飲み込まれた。
以下略



463:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 20:38:25.10 ID:LDCgdf66o
それから経過した時間は、
アミたちにとっては数時間にもあるいは数分程度にも感じた。
明かりの消えた町中では、星がよく見える。
空を見上げながら、二人は合宿所でヤヨイと共に見た星空を回想した。

以下略



464:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 20:39:23.71 ID:LDCgdf66o
拡声され町中に響き渡るヤヨイの笑い声に、二人の心は酷く締め付けられる。
しかしアミもマミも、目を背けることはしなかった。

マミ「ヤヨイっち! 私たち、ちゃんと約束守ったでしょ!?」

以下略



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