過去ログ - 無尽合体キサラギ
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95:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:30:17.56 ID:B51TMD9so
アミたちは出口から出ていく生徒たちを誘導していた。
と、アミが人の流れの中にヤヨイの姿を見つける。

アミ「ヤヨイっち! 無事? ケガなんかしてない?」

以下略



96:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:31:15.99 ID:B51TMD9so
アミ「何する気?」

マミ「わかんない、でも注意して!」

エージェントスノーは、人質が去り、
以下略



97:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:33:46.14 ID:B51TMD9so
その時、まるでスノーの肩の震えに同調したように、突如体育館全体が振動を始めた。
堅牢であろうはずの鋼材が軋み、
天井からは雪のように細かい破片が舞い降りてくる。

そして――これもまたスノーの言葉に同調したように、
以下略



98:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:36:35.55 ID:B51TMD9so
成り行きを見守っていたアミとマミは、
そこでようやく我に返って外へと逃げ出す。
体育館の完全崩落は、その数秒後のことであった。

学園のグラウンドまで駆け出てきたアミとマミは、振り返り、
以下略



99:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:38:43.43 ID:B51TMD9so
怪ロボットは宙に浮いていた。
音もなく浮遊して、崩壊した体育館を尻目にグラウンドへと進んでくる。
と、怪ロボットから拡声された声が発せられた。
それは搭乗者の声……エージェントスノーの声であった。

以下略



100:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:40:00.81 ID:B51TMD9so
すると間を置くことなく、彼方の空に鋭く輝く光が見えた。
それは圧倒的な速さで接近し、鈍色の輝きを放つ巨体をあらわにする。
キサラギが希煌石の呼びかけに応えて今、
アミたちのもとへと飛来したのだ。

以下略



101:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:41:29.25 ID:B51TMD9so
しかし拳が怪ロボットの装甲に触れると、
滑らかな曲面が攻撃の威力を受け流した。

アミ「なにぃぃっ!?」

以下略



102:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:46:39.61 ID:B51TMD9so
スノー『さぁキサラギ……。私と一緒に地下深くに埋まりましょう……』

怪ロボットは空中を高速で移動し、瞬時にキサラギの真上へと到達する。
エージェントスノーの言葉をそのままの意味で解釈するなら、
次なる攻撃は、巨体をキサラギの上に落下させ、
以下略



103:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:49:17.64 ID:B51TMD9so
マミ「キサラギ!」

マミのコマンドに反応し、キサラギが重機に向かって手を伸ばす。
だが、そうはさせじと怪ロボットも攻撃の手を早めてきた。

以下略



104:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:50:24.67 ID:B51TMD9so
スノー『そっ、そんなーーーーーっ!?』

マミ「キサラギ〜〜〜ア〜〜〜〜ム……!」

力を込めたマミの声とともに、
以下略



105:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:51:15.55 ID:B51TMD9so
野球の投手を思わせるまさに“スロー”の体勢から、
その行為を完遂するべく、キサラギはアームを振り抜いた。
凶悪な速度で、怪ロボットの体が投擲される。

スノー『〜〜〜〜〜〜〜っ』
以下略



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