過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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:
◆hs5MwVGbLE
[saga]
2017/03/10(金) 02:07:58.33 ID:bQ1VTJGW0
>>25
安価つけるの忘れた
(-ω-)
30
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:09:07.63 ID:bQ1VTJGW0
男「うぇ!?」
てんこ「座椅子…?男殿もそのような妙な条件を飲み込んでここに来たのか?」
男(さすがにそれは聞いてないぞ!?)
以下略
31
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:10:27.36 ID:bQ1VTJGW0
てんこ「その座椅子役!この私が引き受けますっ!ですからこのような別世界の凡人などと結婚するのだけはやめましょう!」
そういう問題なのか!?
ってかさっきはフォローしてくれたのについに本音言っちゃったよこの人!
以下略
32
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:11:01.06 ID:bQ1VTJGW0
男「え、えぇ…なぁ…あれ、本当によかったのか?」
妖狐姫「てんこは心配性じゃからな…『過保護』というやつじゃ」
妖狐姫「心配せんでもわらわももう大人じゃ。父上に甘えていた頃のわらわとは違うのじゃ…それがあやつは分かっておらん」
以下略
33
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:12:41.43 ID:bQ1VTJGW0
妖狐姫はやれやれと軽くため息をはいてから襖から俺の方へ視線を戻した。
妖狐姫「ほれ、座椅子。こちらへ来い」
男(俺の意思は関係なく、もう俺は座椅子決定なんだな)
以下略
34
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:13:41.39 ID:bQ1VTJGW0
男「お、おう」
俺も言われた通り座布団に胡座をかく。
さらにその上に妖狐姫が座り込んだ。
以下略
35
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:14:19.40 ID:bQ1VTJGW0
…本音を言うとだ
男(めっちゃもふもふしたい)
考えてもみろ!
以下略
36
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:15:02.61 ID:bQ1VTJGW0
妖狐姫「何を言う。そのようなつまらんものでよいなら最高級の座椅子をてんこに頼むだけで事足りておる」
妖狐姫「わらわを愛でるのじゃ」
男「え?」
以下略
37
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:15:42.17 ID:bQ1VTJGW0
男「い、いいぞ」
震える手で、ふわりと彼女の頭に手を置いた。
妖狐姫「んっ…」
以下略
38
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:16:19.65 ID:bQ1VTJGW0
男(そうか)
そこで自分がいつも飼い猫を同じようにして撫でていたのを思い出した。
あの世界での、俺の唯一の存在価値…だったもの…
以下略
39
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/10(金) 02:16:56.62 ID:bQ1VTJGW0
妖狐姫「んぎゅっ」
男「わっ…どうしたんだよ…」
妖狐姫は振り返ると俺の背中に腕を回して抱きついてきた。
以下略
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