過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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954:名無しNIPPER[saga]
2018/11/18(日) 07:05:28.92 ID:j1GEu/ey0
 それがアメリカのヒーローみたいな、スパイダーマン化しているやつでも。
 ハリウッド映画の一場面みたいに、両足を使って窓を蹴破って中に侵入し、
 亜里沙に状態を聞き、怒りを携えた表情でドアを蹴破り、
 そして自宅の電話で警察に電話を掛けた。 
 このあとツバサは亜里沙のもとに直行し、強く強く抱きしめた。
以下略



955:名無しNIPPER[saga]
2018/11/18(日) 07:06:10.43 ID:j1GEu/ey0
 なにその一定時間が経たないと先に行けないダンジョンみたいな試練。
 ユッキは光の先にあるであろう、生者の世界を見つめ、
 悔やんでいたり、残念そうに思っていたり――
 お別れをするのが惜しいと言わんばかりの表情で私を見上げ。

以下略



956:名無しNIPPER[sage]
2018/11/18(日) 13:14:27.07 ID:jQen9Oq70
幼少期が悲惨すぎる・・・
絵里の暗闇嫌いの理由も深読みしてしまうな


957:名無しNIPPER[sage]
2018/11/18(日) 13:34:09.58 ID:RZ+tEZprO
処女だけど開発済みってのもそれはそれでそそる


958:名無しNIPPER[sage]
2018/11/18(日) 20:50:26.01 ID:vVUMDl85O
ボルシチたべたいにそんな深い理由があったとは…


959:名無しNIPPER[saga]
2018/11/19(月) 19:43:45.72 ID:0yATqnax0
 私が今使用している個室からは晴れ渡る空が見える。
 入院している間に季節は秋となっているけれど、窓を開ければムワッとした空気と
 やりきれない思いに駆られてしまいそうなほどの熱が入ってくるので、
 身体にあまり良くないとは思いつつ、冷房のお世話になっている。 
 病院全体で使っている空調とは別に、私の部屋には
以下略



960:名無しNIPPER[saga]
2018/11/19(月) 19:44:17.62 ID:0yATqnax0
 入れ代わり立ち代わり、さまざまな人達がお見舞いに来た。
 あまり関わりのなかった人から、μ'sで一緒に過ごして
 ここ最近までお酒を飲んだりなんだりしていた仲のいい友人まで。
 そろそろお酒が飲みたいとツバサに言ったら、実はちゃっかり持ってきていると
 とある日本酒を差し出され、ハラショーと盛り上がり酌み交わしていたら、
以下略



961:名無しNIPPER[saga]
2018/11/19(月) 19:44:51.81 ID:0yATqnax0
「ありがとう。あなたがいなければ亜里沙は助からなかったかも知れない」
「ん? いや、まあ、彼女にはお世話になっているし
 サポートするのは当然っていうか、助からなかったって?」
「昔の話よ、昔の、あなたがマンションをよじ登って助けた女の子の話」
「……は? なんであなた私の黒歴史を……」
以下略



962:名無しNIPPER[saga]
2018/11/19(月) 19:45:28.13 ID:0yATqnax0
「どうしてそうなったのか聞いても構わない?」
「ええ、私って結構何でも出来たのよ、子どもってさ、
 できない人を見ると見下したくなるじゃない、私にとっては――
 子どもから大人まであらゆる存在が見下す対象だったのよ、
 だって私以上になにかできる人間とかほんとう、まるっきり見当がつかなかったし」
以下略



963:名無しNIPPER[saga]
2018/11/19(月) 19:45:59.83 ID:0yATqnax0
 容赦なく相手を罵倒するツバサではあるけれど、
 意味もなく相手をけなすことはしないから、よほど腹に据えかねた体験だったらしい。
 悲しみというか、悔しい思いと言うか、悔恨という表現が適切であるかのような、
 誰を責められる立場ではなく、私を罵ったところで気持ちは晴れない。
 
以下略



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