75: ◆TEm9zd/GaE[saga sage]
2016/10/17(月) 18:30:10.15 ID:qJDlnJzs0
生存報告
76: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2016/12/18(日) 18:43:25.77 ID:kde9qHs90
――数年前
ご令嬢「はぁ……帰りたい」
誰にも聞こえないようにため息をつき、独り言ちた。
77: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2016/12/18(日) 18:55:26.47 ID:kde9qHs90
男「――キミは……そうか、○○産業のご令嬢ですか。……いやしかし、庶民からの成り上がり企業の娘にしては、思ったより可愛らしい顔立ちをしているね」
ご令嬢「…………」
所詮は成り上がりのドブ生まれ。見た目も下の下と決めつけられていたか。
78: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2016/12/18(日) 19:17:49.77 ID:kde9qHs90
その男はつれない態度のご令嬢を見ても、依然として気持ちの悪くニヤニヤ笑いながら、グイグイと体を彼女に押し付けた。
ご令嬢「は? ちょっと!?」
男「いいだろう? 二人で会場を抜け出そう。近くに美味しいお肉が食べれるホテルを知ってる」
79: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2016/12/18(日) 19:38:23.48 ID:kde9qHs90
ご令嬢「――嫌です。退屈でしょうが、なんでしょうが、ボ……私は好きでもない人と一緒に寝たくありません!」
男「へぇ……いいね、キミ。キミのそれは処女の反応だ。処女だろ、キミ?」
ご令嬢「へ……変な事を言わないでください!!」
80: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2016/12/18(日) 20:01:19.75 ID:kde9qHs90
――今でもそのときの事を思い出す。
堂々とした立ち居振る舞い。
凛とした表情。
憧れたその姿。
81: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2016/12/18(日) 20:20:27.36 ID:kde9qHs90
?「良い気味ね」
ご令嬢「……ありがとうございます」
?「いいのよ、感謝なんて……それよりもごめんなさいね、もっと早くに助けてあげられれば良かったのだけれど、あの男の父親を連れてくるのに手間どっちゃって」
82: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/02/20(月) 21:59:22.14 ID:XviXZPJk0
――――。。。
――お姉様とメイド。二人の腰が砕けているのを見た。
83: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/02/20(月) 21:59:57.45 ID:XviXZPJk0
――――。。。
――お姉様とメイド。二人の腰が砕けているのを見た。
84: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/02/23(木) 11:11:53.12 ID:Buq8Oqaq0
――風呂からあがり……。
お嬢様「とりあえず部屋にいきましょうか」
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