げんきいっぱい5年3組 (オリジナル百合)
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103: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:08:34.05 ID:pCqT42gVO
「私はみやちゃんのこと友だちだと思うし、好きだよ。ただ、ももちゃんをこれからもいじめるって言うなら、二人の友だちとして止めるから」

私は、左頬に添えられたみやちゃんの手を上から握った。
強く握ってやった。
届けばいいのに。
以下略 AAS



104: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:19:52.84 ID:pCqT42gVO
部屋を出て、やすはの行きそうな所を考えて見た。
暗い所は苦手だから、たぶん明るい所にいると思うけど。
とりあえず、この階は女子部屋になってるから片っ端から回ろう。
私もやすはも携帯は持ってきていないし。走り回るしかないか。

以下略 AAS



105: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:31:55.80 ID:pCqT42gVO
坂本。
坂本と言うのは、旅行に行く前に好きな子の話でからかわれて、ケンカしていた少年のことだ。
私はそれを聞いて猛ダッシュでホテルのエレベーターに向かった。
二人の密会の場に行って、見つかれば嫌われてしまうかもしれない。
でも、心は正直で例え嫌われても、他の男にやるくらいなら――。
以下略 AAS



106: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:37:16.96 ID:pCqT42gVO
ここからじゃ聞こえない。
もう少し近づかないと。
にじり寄って、噴水の反対側に腰を屈めて身を潜めた。

「ほら、今日の美術館でさ見た刀、あれ、めっちゃカッコよくてさ――」
以下略 AAS



107: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:42:57.38 ID:pCqT42gVO
体育座りで音が出ないように鼻をすすった。
砂利音。
懐中電灯の明かりが、ぱっと坂本やすはを照らした。

「こらッ!?」
以下略 AAS



108: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:47:49.91 ID:pCqT42gVO
「戻ろうか」

「ごめん。坂本くん、先に帰ってもらっていい?」

「あ、そ、そうだよね。ごめん」
以下略 AAS



109: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:57:37.02 ID:pCqT42gVO
「にゃ、にゃあ」

できる限り本物に近づかせた。

「あゆむでしょ」
以下略 AAS



110: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 23:04:29.84 ID:pCqT42gVO
「やすはに言わないといけないことがあったから、このままの自分じゃだめだと思ったの」

「呪いかけられても?」

「やすはがくれるなら不幸だって嬉しいよ」
以下略 AAS



111: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 23:14:15.61 ID:pCqT42gVO
手を取ると、わずかに震えていた。
夏だと言うのにひんやりとしていた。

「どうしてすぐ坂本に言わないの、もお!」

以下略 AAS



112: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 23:30:43.71 ID:pCqT42gVO
「ももちゃんは友だちだから」

私はそう返した。
夢を見ていた。
夢の中を歩いているみたいだった。
以下略 AAS



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