1: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:07:12.24 ID:aScNrnF50
モバマスSSです。
クリスマスネタです。
よろしくお願いします。
2: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:07:44.01 ID:aScNrnF50
かん、こん、こん。
私は数段飛ばしながら、階段を上る。
あまりこういったことはしないけど、今日は特別。
3: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:08:11.86 ID:aScNrnF50
暗い部屋の中、PC前に佇む男性。
Pチャンだ。
少しの安堵と、大きな怒りがこみ上げる。
4: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:09:39.24 ID:aScNrnF50
「み、みく!?帰ったはずじゃ!?」
「Pチャンの考えそうなことは、みくには分かるんだから」
そう言って笑顔を見せると、「参ったな……」と首を掻く。じーっと見つめると耳まで赤くなっているのが分かる。
5: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:10:12.61 ID:aScNrnF50
うん、寝てる時にはしない、しないもん。
少し深呼吸をして、ドアのカギをガチャンと閉める。
「……みく、どうしてカギを閉めるんだい?」
6: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:10:52.41 ID:aScNrnF50
本当は、最初は、こういうつもりはなかったんだよ。
お仕事だから仕方ないって。
でもクリスマスに一緒にいれたらな、ぐらいで。
7: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:11:35.58 ID:aScNrnF50
「や、まて……それでも」
「まーだ言うの?こんなんになってるのに」
いくら言葉を言っても説得力がない、だって今すぐにでもこの子は中に入りたいって暴れてるんだよ?
8: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:12:14.42 ID:aScNrnF50
「愛してる」
9: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:12:57.15 ID:aScNrnF50
……
Pチャンの、
「Pチャンの、バカァ!」
10: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:13:32.14 ID:aScNrnF50
みくは身体を彼の胸に沈めて、舌を出す。
Pチャンは答えるように唇を寄せて舌を絡ませる。
少し苦い、コーヒーを飲んでたのかな。
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