提督「あー……おっぱい触りてぇなぁ……」漣「……」
1- 20
1: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:53:00.99 ID:Gy3FSYbf0

「……」

「……」

「……」

「……」

 漣がいるのは当然だった。なぜなら、俺が執務室の書棚の整理を頼んだからだ。

 彼女は俺を睨んでいた。それもまた当然だった。

 完全に無意識の呟きだったと弁明しても、果たしてどれだけの意味があるだろうか?

 名誉のために言っておくが、俺はロリコンではない。
 世の中には便利な言葉がある。「自分はナントカではない。ただ愛した相手がカントカだっただけだ」。そんなおためごかしの嘯きさえも俺には当てはまらないくらいに、性癖は至って普遍的だ。

 俺はロリコンではないし、俺は決してロリコンなどではないし、俺は断じてロリコンなんかではありえない。




2: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:53:35.06 ID:Gy3FSYbf0

「……」

 漣がしかめっ面でこちらを見つめていた。
 肩をほぐすふりをしながら、視線を逸らす。
以下略 AAS



3: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:54:03.47 ID:Gy3FSYbf0

 若い子女に囲まれた生活は、どうしても煩悩が山積していく。それは俺が正常な男である証左でもあるのだが、そんなことは俺の職務には一切正の効用を生まない。
 僻地の泊地で艦隊指揮を執り早二年が経過した。泊地運営は順調だし、艦娘の運用もまた同様。俺は彼女たちを家族として愛していたし、彼女たちからの信頼も十分に勝ち取れているという自負はあった。

 ただ、それでもやはり、溜まるものは溜まる。
以下略 AAS



4: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:54:37.09 ID:Gy3FSYbf0

「……触ります?」

 漣がおずおずと尋ねてくる。

以下略 AAS



5: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:55:02.18 ID:Gy3FSYbf0

 ばからしい、と切り捨てる真似は、思春期の少女を相手に大人のすることではない。けれど、一回りも離れた男が好きなのだと言い出したとき、それを宥めてやることは大人の責務だと俺は思う。
 あの指輪がいけないのだ。あれが全て元凶だ。上層部の悪趣味の発露。徽章にでもしておけばいいものを。

 漣のことは無論嫌いではない。嫌いになれるわけがない。大輪のひまわりのように笑う快活な少女を嫌いになれるやつがいたら見てみたかった。いっそ目の前に現れてほしい。即座にぶん殴って説教してやる。魅力を半日かけて講義してやる。
以下略 AAS



6: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:55:31.32 ID:Gy3FSYbf0

 そもそも、だ。健全な泊地運営のためには、まず俺が健全な背中を見せる必要があるだろう。駆逐艦と男女の交わりをする提督が率いる泊地など、一体どれだけ後ろ指を指されるものか。
 仮に漣が俺を愛してくれているのが本心からだとして、一時の思春期の火炎ではないとして、ならば俺はより漣の模範として立たなければならない。彼女の愛する男が、少女に手を出すような男であってはならない。

 二律背反。背に腹は代えられぬ。あちらを立てればこちらが立たず。
以下略 AAS



7: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:57:31.76 ID:Gy3FSYbf0

「俺は、あー……俺は、その、巨乳が好きなんだ。ぼいんぼいんがいいんだ」

「へんっ」

以下略 AAS



8: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:58:24.93 ID:Gy3FSYbf0

「いや、触んねぇから……」

「もう! なんでさっ! どうしてさっ!」

以下略 AAS



9: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:58:59.36 ID:Gy3FSYbf0

「……漣の好きと、ご主人様の好きが違うってんなら、はっきりそう言ってください。それもしないで、指輪渡して、だけど触っちゃくれなくて……なんでそんないじわるするんですかぁ……」

 涙で濡れた瞳は、紅潮した頬は、眩暈がするほどに美しい。

以下略 AAS



10: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2018/11/22(木) 01:59:49.85 ID:Gy3FSYbf0

 手首が掴まれた。
 はっとして真正面を向くと、漣が怒ったような笑ったような、やけくそじみた、それでいて勝ち誇った、この世のものとは思えない顔をしている。
 両手が俺の手首へ。全力で握られているのか、痛みさえ伴うその握力に、腕はびくともしない。

以下略 AAS



21Res/12.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice