12:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 12:37:00.49 ID:bVAioiv60
「それとも、照れてる?」
「なんで俺が照れなきゃならないんだよ」
「そう、なら良かった」
「……おい!」
13:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 17:33:26.31 ID:bVAioiv60
「それとこれとは話が違う。いいから早くどいてくれ」
「私のお願いを聞いてくれたら、従ってあげなくもないけど」
「なんだよ、お願いって」
「ほら、ここ」
「…………」
14:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 17:35:07.34 ID:bVAioiv60
「そうじゃねえよ。今すぐやめろ、こんなこと」
「どうして?」
「どうしてもだ」
「なら、手っ取り早く終わらせてよ」
15:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 19:21:06.03 ID:bVAioiv60
開き直ったかのように飄々と答える二乃の姿は、いっそかっこよく見える程だった。
が、飛び出した単語のインパクトが余りにも強過ぎて、こちらはもう閉口する他なく。
「あんた、ずっと私のこと避けてるから。ここらで一度、絶対に忘れられない思い出ってやつ、作っておきたくて」
「馬鹿も休み休み……」
16:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 19:22:04.04 ID:bVAioiv60
「あ、あら、乗り気じゃない」
「ちげぇよ!」
一旦口を離した二乃に文句を言うが、言い終わるや否や、再び口の中に彼女の唾液が混じってくる。歯磨きでもしたのか、ほのかにミントが香ってきてむせそうだ。
時折聞こえてくる唇の交わり合いから生じる淫靡な水音や、彼女の荒い呼吸音は出来るだけ聞かないようにして、今はただ、ひたすら時間が過ぎ去るのを待つ。無と一体化する。
17:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 22:12:12.87 ID:bVAioiv60
「ご馳走さま」
「…………」
「私、初めてだったんだけど。あんたもそう?」
「…………」
「そ。なら嬉しいわ」
18:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 22:12:48.76 ID:bVAioiv60
「キスしたら解放してくれるんじゃないのかよ」
「キス『してくれたら』ね」
「はぁ?」
「あんた、私のされるがままだったじゃない。あんなのカウントするわけないでしょ」
「……おい待て、ちょっと待て」
19:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 22:13:45.36 ID:bVAioiv60
俺の否やを待つでもなく、二乃の手が下半身に伸びた。無論、俺の、だ。
「ま、待て!」
「あら、口ではごちゃごちゃ言ってても体は正直ってやつかしら、これ」
20:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 22:14:25.12 ID:bVAioiv60
歯を食いしばって、得体の知れない何かに耐える。そうでもしないと、自身の底に渦巻く黒々とした欲望に負けてしまいそうだったから。
「……ほんと堅物よね、あんた」
「マジで勘弁してくれ……」
「嫌よ。ここまで来たら、もう何が何でも犯すから」
21:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 22:37:54.18 ID:bVAioiv60
「おっきいでしょ、私の」
「知るか」
「私以外の女の子を知らないから?」
「深読みやめろ」
「もう、強情なのはいいけどさ」
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