【モバマス】池袋晶葉「進学、ライラとのルームシェア」
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1:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:18:56.53 ID:drz3oU/MO
アイドルマスターシンデレラガールズの二次創作です。
本家から数年後の設定です。それに伴いキャラクターの年齢をあげています。
書き溜め済みです、地の文あり。
次から投下していきます。


2:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:22:48.79 ID:drz3oU/MO

「この部屋も殺風景になったものだな」

 以前は物で溢れかえっていた事務所のラボ。今となってはただの空き部屋。

以下略 AAS



3:>>1[saga]
2019/02/19(火) 18:25:24.11 ID:drz3oU/MO
(間違えてRに立てちゃった。エログロなしの作品です。期待してた人はごめんなさい)


4:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:25:59.97 ID:drz3oU/MO

 プロデューサーにスカウトされたのが14歳、中学生の頃。そして今は22歳、大学の四年生。

 過ごした時間はあっという間だった。アイドルとして8年近く活動していたなんて自分でも信じられない。それぐらいに充実した素晴らしい日々だった。

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:26:52.46 ID:drz3oU/MO

 しかし私がアイドルを辞める理由もまたロボットだ。

 アイドル活動を通して、ロボットで人を喜ばせられることを知った。一人でロボットを作っていては絶対に気がつけなかった。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:27:23.91 ID:drz3oU/MO

 それからしばらくは久しぶりの何もしない日々が続いた。

 直近に大きな仕事もなく、すでに受けていた仕事は他のアイドルに出演を代わってもらうようにプロデューサーが手配してくれた。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:27:58.27 ID:drz3oU/MO

療養の最後の日の夜。プロデューサーがお見舞いに来た。

この前まで毎日のように会っていたのに、なんだか久しぶりに声を聞く。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:28:29.13 ID:drz3oU/MO

 それからは的を一つに絞ってひたすら突っ走る日々。

 第一の壁は卒論の提出と発表。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:29:13.27 ID:drz3oU/MO

 いかんいかん、一人になるとすぐアイドルの思い出に浸ってしまう。

 ここはステージの上ではなくて、鉄と油の匂いがかすかに残るだけのがらんどうな部屋だ。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:29:44.43 ID:drz3oU/MO

 ライラ。

 このプロダクションに入って最初にできた友達。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:30:13.42 ID:drz3oU/MO

「アキハさんも、ライラさんと同じ気持ちだったのですねー」

 ラボの入り口から聞こえる穏やかな声。

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:30:50.75 ID:drz3oU/MO

一緒にいたい気持ちは今もここにあって、今後もずっと消えないだろう。

でもそれに甘えては駄目。私はロボットを選んでしまったのだ、アイドルを手放してしまったのだ。

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:31:33.38 ID:drz3oU/MO
 
「それは面白そうだ。でもそれは無理だろう。そもそもライラはメイドさんと暮らしているじゃないか」

「実はライラさん、メイドさんにお暇を出そうと思っていますです。メイドさんはライラさんの自由のために付いて来てくれました。今度はライラさんがメイドさんに自由を渡す番でございます。今なら少しまとまったお金も渡せますので」

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:33:15.01 ID:drz3oU/MO

 アイドルはやめるけどライラと一緒に住む事になった。二人とも大学のそばに引っ越す。

 その事を話すとプロデューサーには思いっきり笑われた。ちひろさんはいつも通りの柔らかい笑顔で事務処理をしてくれた。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:34:00.16 ID:drz3oU/MO

-別の日-

「ここが新居か…… 当たり前だが何もない、殺風景だな」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:34:41.75 ID:drz3oU/MO

「どうにかひと段落ついたな……」

「お疲れ様でした、アキハさん」

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:35:37.52 ID:drz3oU/MO

-次の日-

 目が覚めた、その眼に映るのはいつもと違う天井。寝ぼけたままの頭を左右に振って辺りを見渡す。

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:36:16.64 ID:drz3oU/MO

 太陽が真上から少し落ち始めて、部屋の空気も大分暖かくなったお昼過ぎ。

 ダンボールに入った荷物も着々とあるべき場所に収めれて、少しずつ足の踏み場が増えている。

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:37:03.13 ID:drz3oU/MO

 たしか通りを少しそれたところに自転車屋があったはず。夕暮れの道を記憶を頼りに二人で歩く。

「アキハさんはこの辺りに詳しいのですねー」

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:37:34.72 ID:drz3oU/MO

-別の日-

 ライラと生活を始めて早くも二週間が過ぎていた。

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2019/02/19(火) 18:38:07.73 ID:drz3oU/MO

-別の日-

 四月も終わりかけの、よく晴れた暖かい日。

以下略 AAS



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