9: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:20:46.41 ID:vzzIdRzq0
undefined
10: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:21:20.31 ID:vzzIdRzq0
歯をガタガタ震わせている砲手が砲塔の前で蹲っていた。ちょっと手荒いが、命令は命令だ
「来なさい」
11: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:21:53.69 ID:vzzIdRzq0
手を何度か顔の前で開閉させ、踵を返して姉が再び席に着いた
12: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:25:52.90 ID:vzzIdRzq0
「隊長!」
監視に向かっていた姉の車輌の者がこちらに駆け寄り、姉の足元で息を切らして膝をつく
13: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:32:23.75 ID:vzzIdRzq0
炎のはじける音で次に目を開くと、黒い煙で占められた車内の中で、砲手が先程の痛みを間違いなく知覚出来なくなっているのを目で見た。視覚よし。
手足の指先を曲げる。触覚、神経よし。足も動く。重度の火傷も負ってないようだ。
死んでない、と結論付ける頭も働いている。
14: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:38:09.51 ID:vzzIdRzq0
姉の車輌の者が手を差し伸べ、靴越しに熱を感じながらなんとか車輌から出た頃には、草原の向こうから幾重のエンジン音とともに戦車が向かってきていた。それも我々のものとは異なるもの
「敵戦車突っ込んで来ます!T34/85が5輌……いや10輌です。デザント兵を載せています」
15: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:38:44.61 ID:vzzIdRzq0
何も吐き出さぬティーガーの排気口が4人を見下ろす中、多くのデザント兵の声が響く。
言語は実に多様で、何を言っているかは分からない。
だがそれがうぉーでもウラーでもアッラーアクバルでも万歳でも結末は大差ない。
履帯の回る音が時々刻々と激しくなる。
16: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:39:15.56 ID:vzzIdRzq0
ティーガーIIの両脇からT34が2輌現れ、完成した屍体を捻り潰し、1両が前方に回って自分らを囲むように止まった
17: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:44:25.38 ID:vzzIdRzq0
今日はここまでです。木曜更新にするつもりです
18: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/30(日) 22:57:56.14 ID:GH7YNYU90
週二にすることにしたから更新するぞ
19: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/30(日) 22:58:26.43 ID:GH7YNYU90
RRRRRRRRR
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