塩見周子「シオヅケサトウヅケ」
1- 20
6:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:42:10.83 ID:a0+/0AZa0
 ずり、ずり、ずっ、ず…………っ、
「も、あ、だ、だめだって、もう……っ」
(こ、これに、アタシはいつもめちゃくちゃに……っ、)
 周子は、金髪がキスを止めた理由を察した。
 哀れな少女が、これまで散々自分を泣かしてきた肉砲を押し付けられてどういう顔をするのか、どういう声を上げるのか、しみじみと見下ろして楽しんでいるのだ。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:43:22.69 ID:a0+/0AZa0
 狐面の内側の暗闇に怯える周子へ、男(この頃は黒髪だった)は、散々勿体ぶった前戯を施した。奪われた視界と引き換えに敏感になった耳をカラスのように啄み、人工甘味料のような毒性の淫語を囁いた。同じく神経質な肢体の方にも搦手を施し、陰核をかわし、乳首の芯を外し、麻の衣擦れまで使って尽く直撃を避け、その代わり普段の倍近い時間と手間をかけられた周子は、やがて、打ち上げられた魚の様にぴちぴちと悶えた。全身は砂糖水を湛えた布のように重く、性感帯に指一本でも触れられれば弾け飛びそうなほど高められた。もう止めを刺してくれと泣いて頼んだが散々勿体ぶって同様の責を2時間に渡って行い、

 そして、快楽と痛痒の間で朦朧としていた周子は、予兆なしでズッポリと女陰を挿し貫かれた。

「〜〜〜〜〜〜〜ッひ?!、〜〜ぎっ、〜〜〜〜〜イ゛っ!!」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:44:53.29 ID:a0+/0AZa0
「がふっ、うぁっあぁ!! あやきっ、いっイギっ、ひやぁぁぁ!!!?」
 荒波のように寄せては返す快楽で焼き切れてゆく神経と、尻にがっしりと爪を立てる感触だけが花火のように鮮明に散る。

 ぬぷー、ぬぷー、ぬぶーっ、ぬっ、ぬっ。ぬっ。ぬっ、
「あーっ! あっ、あかはっ、ぁっああ!! も、もっうっ、じぬっ! うぁっやあっ!」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:46:15.25 ID:a0+/0AZa0
 ーーその声で鳴かせて、ひとつ実績を解除したとでも思ったのか。
 金髪の手は次に、周子の太腿の正面に回り、それぞれ両のポケットへ差し入ろうとしてくる。機能性は無く、ほぼ装飾に過ぎないポケットはあまりに窮屈で、ソテツのように浅黒く逞しい指先は半分も入らない。
「んっ、っ、う、だめだって、ばぁ……ん」
 その、指先が、カリ、こりっ……ッ、と、硬いデニム生地の奥を引っ掻く。当然ながらポケットの底では、周子の秘匿された領域には到底届かない。が、熱の篭ったその空間を他人に弄られるというのは、想像以上の戸惑いを周子にもたらした。
 カリっ、カリっ、スリスリ、スリ……ィ、
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:47:34.28 ID:a0+/0AZa0
(手ぇ、おっきい、指、ゴツゴツして、力、つよ……)
 そのことに、指を絡めてしまってから気付く。金髪の振る舞いはまるで紳士が淑女へ行うエスコートであり、その実野獣が獲物を巣に持ち帰る習性の一動作である。どうしてだろう、腰に手を回されるより手を握られる方が、もう戻れない場所へ連れて行かれそうな気がする。ドアが開く。縦に長く、横に広く、それでいて部屋数はごく少ない、白く静謐な廊下。住んでいる者の地位がおのずと知れるが、当然ながらその人間性までもを保証するものではない。
 広がる余熱に足の運びを取られつつ、なんとか金髪に歩調を合わせる。一瞬前まで劣情をほしいままにしていたとは思えない堂々たる歩みに思うところもあるが、今更それを言っても仕方あるまい。どの道、今夜引き返すことも決してない。
「はあ、はっ、ふう、ふ……ぅ」
 僅かなよろめきを押し隠して進む。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:49:01.04 ID:a0+/0AZa0

 オートロックが、合図になった。

「あ、ふむっ、んっ、んあっ、んっ、ちょっ、んっあえろっ、えぅ」
(あっ、やっぱり、ドア閉じたしゅんかんっ……、ちから、つよいっ、)
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:49:55.34 ID:a0+/0AZa0
 れろちゅぽっ、ちゅぱっ、ちゅぷっ、ぶちゅっ、くちゅっ、
「んっ、あんっ、らんぼー、しなぁっ、んみゅっ、ちゅあ、あっ、あらや、あふっうっっう!!」
 仕事上、自分の録音の声はよく聞くようになった。だからアイドルになる前ほど、録音した声に違和感はない。
 だが、録画した自分のセックスを観せられる時、周子はいつも驚く。呼吸すら困難なほど苦しい時の喘ぎも、これ以上イカされたらおかしくなるということへの恐怖の悲鳴も、どれもオスに媚びて艶かしく淫蕩に誘っているようにしか聞こえないのだ。そしてその声に従うかのように、この男は、自分を明け方まで犯し尽くす。だから、きっと悪いのはアタシ。
「ふあ、あふちゅっ、やらぁんちゅぱっれろりゅりろっ、んちゅっ、んっっぁ、」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:50:57.30 ID:a0+/0AZa0
 ずろ、ずろろろろっ、れっるゅっ!!
「ほあっ、あ、は、は、はふっ、はあっ、」
 その時は金髪が周子の口内を犯していた番だったが、不意にずろんと舌が抜かれ、ようやく顔が離される。すでに両者の呼吸はぜえぜえと荒く速く、周子の白肌は赤みがかり、まろび出た舌といい口元といいネトネトした涎が淫に光沢を放っていた。

ーーそら、あっち向いて、
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:52:06.26 ID:a0+/0AZa0
undefined


15:名無しNIPPER[saga]
2020/07/06(月) 23:53:24.01 ID:a0+/0AZa0

ーーギッ、

「え、へ、えっ、?」
 壁にもたれた細い首へすばやく巻き付け、一番細くボタンホールを留めた。
以下略 AAS



52Res/58.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice