152:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:03:48.26 ID:AlPYWu6V0
技術は悪くない。今は亡き祖父が己の半世紀をかけて受け継いだ技を物にしていた。
幼少の頃から水を吸うスポンジのように吸収していく楓に、祖父は恐ろしさすら感じたと日記に残しているほどだった。
その技術の高さは今までの栄光が裏付けしている。
153:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:04:49.46 ID:AlPYWu6V0
楓の胸は、第二次性徴期は、高校2年の時に始まった。
楓は高校入学まで、身長が140センチしかなく、子供体型で生理もなかった。
両親はもしや楓は子供が産めない身体なのでは?と心配したが、楓の同級生で生理が重くて部活を休んだりして支障をきたしているのを見て、少しも不安ではなく、清正していた。
154:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:06:21.01 ID:AlPYWu6V0
しかし、そこでも胸の大きさに苦しみ、かといって、両親からもらった体にメスを入れて乳房を小さくすることもできず、平凡以下の成績を取り続けた。
そんな楓に剣道が強い企業からオファーも試験も通るわけがなく、結局は学生時代に無償で教えていた後継がいない剣術道場の師範に就職した。
155:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:07:07.48 ID:AlPYWu6V0
楓「すみません、お茶も出せず」
楓に背後をとったスーツ姿の男に、楓は道場で対応する。
156:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:07:53.27 ID:AlPYWu6V0
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157:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:08:20.44 ID:AlPYWu6V0
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158:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:09:06.20 ID:AlPYWu6V0
久しぶりの水以外の飲み物に夢中になっていると男と目があった。
客人の前だと思い出し、咳払いをして姿勢を正す。
159:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:10:28.57 ID:AlPYWu6V0
練習や試合で怪我をすることはあるし、怪我をさせてしまうことも多々ある。しかし、積極的に人を殺めるのは剣の道から外れる行為であると説いている。
何度男が来ようとも、この人物は、剣の道とは決して相入れないーー剣を利用としている、これは思い込みと言われようとも、その思い込みは変えないと誓っている。
160:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:11:12.77 ID:AlPYWu6V0
楓は怒りで男を殴り飛ばしたかった。
教え子は3人とも苦楽を共にし、剣の道を説いた弟子たちである。目に入れても痛くないとはこのことだと思っているほどだ。
その3人の生命が脅かされている、目の前の男によって。
161:名無しNIPPER[saga]
2021/07/12(月) 19:11:44.72 ID:AlPYWu6V0
「俺からの要求は一つだけです。勝負をしましょう。そうすればあの子たちは解放します」
楓「勝負?」
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