佐々木「やぁ、キョン。待ちくたびれたよ」キョン「佐々木……何してるんだ?」
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9:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:17:18.39 ID:sSMsKf7k0
キョン「わ、悪かったよ、佐々木」

佐々木「まあ、過ぎたことだ。それよりも、キョン。溶けたアイスで手がベタベタだよ?」

どうやらそこまで気にしてない様子。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:20:30.06 ID:sSMsKf7k0
佐々木「よし、綺麗になった」

ひとしきり舐め終えて、ようやく解放。
指がふやけちまったじゃないか。
出来るならば、佐々木が舐めてくれた自らの指をしゃぶりたかったが、流石に不可能だった。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:23:09.84 ID:sSMsKf7k0
佐々木「もし、僕が誰かに告白されたとして」

アイスを食い終えて、しばらく沈黙が続いた。
すると、ようやく涼しくなった夜風に乗って、佐々木の要領の得ないたとえ話が耳に届く。

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:25:46.95 ID:sSMsKf7k0
佐々木「つまり、僕の推理としては結局、顔で選ばれたのだろうと、そう考えている」

いくらなんでも一方的な決めつけじゃないか?

佐々木「そうは言っても相手だって僕のことをよく知らずに決めつけている筈だよ。特に親しくしていたわけでもないし、ましてや昼食や塾でのひと時を共にしたわけでもないのだから」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:28:05.68 ID:sSMsKf7k0
佐々木「話は変わるけど」

瞬時に佐々木は話を切り替えた。
そういうところが、頭の良さを表している。
俺だったら相当引きずるに違いない。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:30:13.92 ID:sSMsKf7k0
質問の意図はわからないが、とりあえず。

キョン「まずは声をかけるしかないだろ」

佐々木「なんて声をかけたらいいと思う?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:33:31.07 ID:sSMsKf7k0
佐々木「どうやら思うところがあるようだね」

キョン「ああ、いや……気にするな」

探るような視線から目を逸らす。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:35:53.48 ID:sSMsKf7k0
佐々木「さて、涼宮さんのことはともかく」

キョン「なんだよ」

くつくつと、おちょくるような含み笑い。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:37:28.76 ID:sSMsKf7k0
キョン「本能すら従えて、ねぇ」

ぼんやりとそらんじると、佐々木が補足する。

佐々木「例えば、朝比奈さんみたいな人のことを、キミは守ってあげたくなるだろう?」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:39:28.49 ID:sSMsKf7k0
キョン「ハルヒはどうなんだ?」

言われっぱなしは癪だ。
今度はこちらから聞いてやる。
すると佐々木はくっくくと笑って。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:41:33.92 ID:sSMsKf7k0
佐々木「さて、最後は僕についてだ」

俺の周囲の人間関係に対する攻撃が止んだ。
与太話もそろそろ終わりらしい。
柔らかな微笑のまま、佐々木は切り出した。
以下略 AAS



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