キョン子「絶対、後悔させないから!」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 22:59:26.49 ID:uEGK3sYu0
タイトル通り、性転換モノです。
苦手な方は、ご注意下さい。

それでは以下、本編です。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:01:48.19 ID:uEGK3sYu0
「キョン、ちょっとこっち向いて」
「なんだよ、突然」

クリスマスが間近に迫った、12月某日。
その日、俺は放課後の教室でハルヒに勉強を教えて貰っていた。もちろん、拒否権はない。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:03:53.89 ID:uEGK3sYu0
「冴えない顔で悪かったな」
「本当にそうよ。反省しなさい」

反省して冴えた顔になるなら苦労はしない。

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:06:44.71 ID:uEGK3sYu0
「こんな風に、突発的な衝動に任せて抱きついた後、失敗したなとか、やめとけば良かったとか、そう思わせないように振る舞いなさい」
「わ、わかったから、離してくれ」
「はあ……零点」

焦りに焦って解放を懇願すると離してくれた。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:08:52.09 ID:uEGK3sYu0
「ん……朝、か」

朝起きると、布団の中が妙に暖かい。
最近めっきり寒くなってきたので予想はつく。
めくってみると、シャミセンと、その他1名。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:11:54.27 ID:uEGK3sYu0
「よう! キョン子!」
「谷口……朝から元気だね」
「おうよ! そういうお前はすげぇ寒そうだな」
「低血圧な上に、冷え性だから」

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:15:21.33 ID:uEGK3sYu0
「おはよ! キョン子!」
「おはよう、ハルヒ」

教室に入ると、ハルヒが抱きついてきた。
私にはない弾力に包まれて、動揺してしまう。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:17:33.01 ID:uEGK3sYu0
「今日はクリスマス当日の衣装合わせをするわよ! ほら、とっととさっさと脱いだ脱いだ!」

場面は変わって、放課後。SOS団の部室にて。
クリスマスが近いということもあり、ハルヒのテンションは成層圏を突き抜けるまで高ぶっており、強制的に団員はお着替えをさせられた。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:19:57.31 ID:uEGK3sYu0
「サンタコスのみくるちゃんには、どんな髪型が似合うかしら? 更に可愛くしてあげるわ!」
「お、おかまいなく……」

ふむ、髪型か。私は名案を閃き、進言した。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:22:44.32 ID:uEGK3sYu0
「長門」
「……何?」
「つかぬことをお聞きしますが……」
「……何?」

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:27:45.44 ID:uEGK3sYu0
「朝比奈さん、私はミジンコらしいです」
「キョン子ちゃんは、キョン子ちゃんですよ」
「いや、どうも肉眼では確認出来なくて……」
「そんなことありません! ほら!」
「ふぇっ!? な、何を……?」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:30:09.45 ID:uEGK3sYu0
「キョン子はお団子にしてあげる」
「頭に団子なんて乗っけたくない」
「文句言わないの! じっとしてて」
「はいはい。わかりましたよ」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:33:29.06 ID:uEGK3sYu0
「あー女に生まれて良かったー」
「こらキョン子、ヘラヘラすんな」
「うん、それ無理」

ヘラヘラするなとはそれは無茶な注文ですね。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:36:00.53 ID:uEGK3sYu0
「それじゃ古泉くん、買い出しよろしくね!」
「はい、かしこまりました」

そんなこんなで今日も無益な部活動を終えて。
途中まで一緒に下校してから、解散となった。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:40:02.90 ID:uEGK3sYu0
「それで? 結局、何が言いたいの?」
「僕が言いたいのは、たった一言です」
「だから、なに?」

結論を促すと古泉はおかしなことを口にした。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:42:32.48 ID:uEGK3sYu0
「おねーちゃんおかえり〜!」
「はい、ただいま」
「お客さん来てるよ〜!」
「お客さん?」

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:44:13.29 ID:uEGK3sYu0
「義務って、なんで?」
「僕はキミの親友だから」
「意味がわからないよ」
「親友が間違えたら、叱るのが僕の役目さ」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:45:52.93 ID:uEGK3sYu0
「佐々木、もしかして疲れてるの?」
「ああ、僕はとても疲れている。異変を感じてから情報収集に奔走して、もうクタクタだよ」

そう言って、私のベッドに倒れ込む佐々木。
その際、何を思ったのかこちらの手を引いた。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:48:09.01 ID:uEGK3sYu0
「女同士でなんて、間違ってるよ」
「ああ、そうとも。キミは間違った」
「佐々木……もう、許して」
「では、僕が男になればいいかい?」
「へっ?」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:51:28.69 ID:uEGK3sYu0
「だからって、佐々木が男になる必要は……」
「おや? 不満かい?」

ずいっと鼻先が触れそうな距離まで近づいた。
吐息が熱い。喉が乾いて生唾を何度も飲んだ。
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:52:32.99 ID:uEGK3sYu0
「佐々木、そろそろどいて」
「ああ、すまない。重かったかい?」

重くはない。まるで羽毛布団のような軽さだ。
しかし、いつまでも上に乗られては困る。
以下略 AAS



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