過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.6
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70:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:30:54.62 ID:chArRJ.0
「……いつまでも議論してても仕方ありませんから、……分かりました『腕組まねーか』は、
 1回と言う事で妥協します」

「すまん、そうしてくれっと俺も助かる」
以下略



71:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:31:45.12 ID:chArRJ.0
「なぁ、あやせ、……最初は植物園に行くってことだけど、植物園行って何すんの?」

「お兄さん?、植物園なんですから植物を観るのに決まっていると思いませんか?」

「まぁ、言われてみりゃ、……植物園にチンパンジーは居ねぇよな」
以下略



72:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:32:41.30 ID:chArRJ.0
「ち、ちょっと待ってくれ、お兄さんまだ決まってなかった……」

おいおいおい、俺と同じ物なんて、――清楚な服装のあやせが『マグロのヅケ丼』をかっ込んでるなんて、
絵になんねーだろーよ。俺は、急いでページを捲り直し――――
以下略



73:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:33:31.35 ID:chArRJ.0
俺達はファミレスを後にすると、次の目的地の中央公園へ向かった。ここはいつもの児童公園と違い噴水広場や
芝生広場、売店などがあって、市民の憩いの場にもなっている。

この季節、流石に噴水で戯れる子供達の姿は無いものの、結構な人出であった。
以下略



74:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:34:21.51 ID:chArRJ.0
「……何から話そっかな〜」

「あやせ、何でも聞いてやるぞ。今日の俺は、あやせの兄貴だからな」

「やっぱり、やめます!」
以下略



75:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:35:14.68 ID:chArRJ.0
「桐乃は勉強は出来るし、スポーツだって抜群だし……わたしの自慢の親友なんです!」

小学生時代の桐乃は、勉強が出来たと言うわけでもなく、特に走るのは苦手だった事をあやせは知らない。

「――――でも……お兄さんの話をする時だけは……」
以下略



76:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:36:21.16 ID:chArRJ.0
「この公園で……、わたしと桐乃を仲直りさせてくれて……、この公園で何度もわたしの身勝手な『相談』に
 乗ってくれて……っうう」

あやせはその端正な顔を上げ、真っ直ぐに前を見詰める。
以下略



77:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:37:10.27 ID:chArRJ.0
後ろ手錠――!? 

いや、待て待て、もしかしたらあやせとこうして会えるのも最後かもしれない。

こうなったらとことん騙されてやるのもいいかもな。プレゼントは『手錠です』ってか、そのまま放置プレイっ
以下略



78:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:38:10.60 ID:chArRJ.0
あやせとの衝撃的な別れから瞬く間に一週間が経過した。あやせの言っていた通り、想い出の児童公園は、
建設業者によってフェンスが築かれ、関係者以外が立ち入ることはもう二度と出来ない。

桐乃のオタク趣味が親友あやせに発覚し、一時は絶好状態にまで陥ってしまったのを何とか修復するため、
あやせと対峙したあの児童公園。
以下略



79:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/04(火) 19:39:21.55 ID:chArRJ.0
「……ごめんなさい、お兄さん、全く話が見えないんですけど?」

「えっ!だって……、あれ?、……じゃぁなんであやせがこんな所にいるんだよ!?」

「なんでって言われても、わたし、家に帰る途中なんですけど」
以下略



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