過去ログ - もしも『とある魔術の禁書目録のヒロインがインデックスじゃなかったら』
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 00:58:11.17 ID:1Mf5PgwZo
夕刻。右手にレジ袋、左手にマイバック。ツンツン頭の少年は学校帰りに買い出しを済ませていた。

「いやー。こういう日もあるもんだ。上条さん。感激」

珍しく、騒動に巻き込まれることもなく、自宅に着けたのであった。
以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:00:47.83 ID:1Mf5PgwZo
「すごいスペクタクルだな」

上条が帰宅してからおおよそ一時間が過ぎ、オルソラのイギリスからの脱出譚が終了した。
端的に言えば、追われる身になったので逃亡したが、安全な場所というと上条の家しか無く、そこへ来たとのことだった。
しかし、状況は分かったが、どうも腑に落ちない。いくら何でも逃亡劇がうまくいきすぎである。
以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:01:53.93 ID:1Mf5PgwZo
「まぁ、最後まで話を聞け。イギリス清教と学園都市が手を結んでいるのは知っているな」
「あぁ。」
「で、その要人の最たる一人がかみやん。お前だ。そこまでは分かるな」

土御門は一つ一つ状況を語り始める。
以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:03:50.23 ID:1Mf5PgwZo
土御門から事情を聞いた上条は、一息付けて自宅に戻った。
そして、ちゃぶ台を三人で囲み、今後のどうするかについてに話し合うことになった。

「とりあえず、事情はわかった。匿うことも問題はない」

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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:04:50.76 ID:1Mf5PgwZo
「しかし、身を隠すってことだが、その修道服は目立つよな」
「はぁ、そうでございますか?」
「学園都市にも教会があるとはいえ、敵さんに私がここにいますよ。って言っているもんだしな」

木を隠すなら森ということわざがあるように、俗に言うスパイは敵地に身を隠す場合はその地に溶け込む事が必要である。
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:06:51.42 ID:1Mf5PgwZo
「土御門、舞夏にかわってくれ」
「おい、かみやん。舞夏になんのようだ?」
「“インデックスの友達がイギリスから来てるんだけどさ”、服装が場違いでさ、似合う服を舞夏に選んでもらおうかとおもってな」
「“なるほどにゃぁ。つっと、舞夏に頼むってことは女の子かにゃぁ”」

以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:07:56.94 ID:1Mf5PgwZo
「というわけで、明日は頼みます。舞夏様」
「わかったぞー」

ピっ。携帯のオンフックボタンを押し、通話を終了させる。

以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:10:25.41 ID:1Mf5PgwZo
次の日、上条は、いつも通り、買い物袋を抱えて、家路に入った。
と、寮の前で、土御門舞夏に出会った。
いつも通り、清掃ロボットに乗っている。

「おう、上条当麻。今帰って来たか」
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:12:07.94 ID:1Mf5PgwZo
土御門舞夏はそのまま去っていった。
上条当麻は、不安を抱きながら、自宅に向かい、玄関を開けたのであった。

「ただいま」
「おかえり。とうま」
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:12:56.81 ID:1Mf5PgwZo
それから少しして、上条当麻はインデックスとオルソラに向けて土下座をしていた。

「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
「インデックスさんもいるのですから、もう少し落ち着いていただかないと…」

以下略



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