過去ログ - 上条「精神感応性物質変換能力?」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:28:54.34 ID:PpVfCaewo
「そういや、外で鎧のおっさんが男泣きしてたけど、何だアレ?」
「……ああ、三三三三人の聖歌隊が返り討ちにあったみたいだ」
「『真・聖歌隊』が弾き返された……だと? そんな馬鹿な!」
「いやマジで。このビルをぶっ刺してぶっ壊した火の槍が、ビデオの巻き戻しみたいにイタリ
アに帰ってったから」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:30:18.97 ID:PpVfCaewo
 校長室は広大な空間だった。悪趣味な、広大な空間だった。
 部屋に入って来た『忘れた』はずの男を見ても、アウレオルス=イザードに表情らしきもの
はない。
「気づいたか、私の目的に。よもや止めはしないだろうな?」
「いいや、止めるね!」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:31:06.63 ID:PpVfCaewo
「これはアレ? 二対二の状況になっちゃったってことですかー?」
「どうだか。ああなっちまったら、ここにいる全員殺すまで止まらないかもな」
「ってことは、まさかのみつどもえェー?」

「魔女狩りの王、イノケンティウス。その意味は『必ず殺す』。……必ず、殺す……」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:32:13.82 ID:PpVfCaewo
「とうまとうまー、くいだおれにハンバーガー奢ってもらったよ!」
 上条がインデックスたちと再会したのは、戦い終わった三沢塾の入口前だった。
「クーポン券。アウレオルスに貰って。この子がおなかおなか。うるさかったから。二人で四
〇個頼んでみたり。それで帰りが遅くなった。あの人は?」
「……倒した、と言って差し支えないと思う」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:32:44.49 ID:PpVfCaewo
次回予告 
 事実を知ることが悲しみであれば、騙されていることが幸せな時もある
 真実を知った女、御坂美琴
 彼女が窮地で思いを馳せるは、不幸でお節介なあの男
 幻想殺しのあの男


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:41:34.92 ID:PpVfCaewo
>>22の続き。一つ抜けてたorz

 ビャーオ! と弾ける音と同時に上条は重力から解放された。そのまま床を転がり、喉の奥
に右手を突っ込む。もう一度、弾ける音。
「ッっくはぁーッ!」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:56:35.32 ID:PpVfCaewo
これはひどい。しかし、もっとひどいのもあった


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:57:14.46 ID:PpVfCaewo
それがこれだ

八月八日 夜 第一七学区 三沢塾 ーボツverー

 どこをどう走ったか定かでないが、非常階段から飛び出した先の通路にて、上条は知り合い
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:58:07.80 ID:PpVfCaewo
 校長室は広大な空間だった。悪趣味な、広大な空間だった。天井から戻って来たカズマが、
アウレオルスに宣告する。
「ダチの嫁を返してもらうぜ、おっさん」
「お前は……その格好は何だ。一三騎士団の者には見えんが」
「あ? 通りすがりのチンピラだよ。いいからとっとと返せ。俺のあとに来る奴はこんなに優
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 05:59:32.84 ID:PpVfCaewo
 ガンッ、という衝撃が上条を襲い、呼吸が、拍動が、思考が急速に鈍る。
 考えるまでもなく、右手が左胸を叩く。瞬時に上条の生命が復帰する。それはいつも通りの
打ち消し、対象が自分になっただけだ。こんなちゃちなものを畏れたのかと、自嘲する。
「ちっ、単純な『死』では足りぬか。ならば――」

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/23(水) 06:00:07.92 ID:PpVfCaewo
「かずま! 腕は? 腕はちゃんとついてるの?」
「ああ、何てこたあねえ。初めてって訳でもねえし、な」
「マジですかー」
「そんなことより、腹が減ったぜ」
「そうだよ! ごはん! とうまごはんー!」
以下略



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