過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:27:30.86 ID:S6DZze8vP
生じるイライラとしたフラストレーション。彼は無意識に八つ当たりの如く目の前の天使を100体近く巨大な翼で叩き潰した

反作用という基本的な現象を自らの能力で、全て自らの作用へ変換し加えたことで、彼の未元物質による翼は空を掻き乱せば掻き乱すだけ、その分強力になる

それでも、100体程倒した所で、やはり状況は変わらない
以下略



101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:27:58.32 ID:S6DZze8vP
垣根「……オーケイ。俺がその命令に従う理由はねぇが、それじゃお前らがやり難いだろーしな。そんな命令を出した奴に直接問いただしてやる。お前ら駆動鎧だけじゃ不足に思えるが、任せるぞ」

「了解」

返事をして、そばにいた駆動鎧は3mは有ろうかと言う巨大な電磁砲のライフルを構え、群のなかに飛び込んでいった
以下略



102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:28:53.86 ID:S6DZze8vP
イェス(私が直接指示をした訳ではないがね。このようなときにも柔軟に対応してくれる部下たちだ。流石、と言うべきだな。今から呼び寄せていては、到底間に合わなかった)

垣根「おいおい、こっちには天草式の連中もいるんだぞ。引き合わせていいのかよ?」

イェス(構わないさ。むしろ、預かっている、なんて漠然とした言葉よりも、自分たちの女教皇が今何をしていてどういう状況なのか見せて知らせたほうが、良いとは思わないかな?)
以下略



103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:29:35.37 ID:S6DZze8vP
一方「ッ、近づけやしねェ。だがァ……」

学園都市というリングで、白く輝く球と巨人の削り合いによって生じる、複数のエネルギーの形をした衝撃波によって、一方通行はその場所に付かづけないでいた

接近して、特に直接触れて解析するという目論見だったが、当然上手く行かない
以下略



104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:30:07.77 ID:S6DZze8vP
一方(50m以上前の地点との情報誤差がゼロだと? どうなってやがンだ)

一方(距離減衰の逆算から予測を割り出す事は出来る。だが、まったくのゼロってこたァ有り得ねェだろ。偶然か? 直接触れてるレベルの精度が遠距離から、しかもこっちに向かっていないベクトルまでだと?)

今彼を悩ませているのは、意識を向けた地点について、感知可能なあらゆるベクトルにおいて包括的に方向と大きさの情報を掴んでいるという現象
以下略



105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:31:36.55 ID:S6DZze8vP
「この部屋はー……ん? おっと、君は!」

ボストンの地下研究施設を襲撃している"銀貨"の部隊が部屋に入ってくるなり、その中の一人の男が上条を見つけ、声を荒げた

続いて入って来た男や女たちも、上条当麻を見つけ、驚く
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106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:32:24.18 ID:S6DZze8vP
駆けながら、最初に部屋に入って来た男が言った

上条「爆撃?! 丸ごとって、この場所を? ……そんなことしたら、関係ない研究者とか、周りにいる、普通の人たちが住んでる所まで巻き込んじまうんじゃ」

「もちろん、君が言うような可能性は有る。実際、被害は出るだろうな」
以下略



107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:33:04.45 ID:S6DZze8vP
「ぐあああああああああ!!?」

フィアンマの乗る霊装馬車の周りで、これはかなりの速度が出ているのだが、断末魔が上がり、その進みが止まった

慣性によって、フィアンマの膝の上で寝ていた禁書目録がフィアンマの足元にドサッと落ち、その顔にスフィンクスと言う名前の猫のぬいぐるみが落ちる
以下略



108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:34:06.37 ID:S6DZze8vP
フィアンマ「ほう。アドリア海の女王か。どうやら"天罰"は使わないようだな。いや、使えないのか? どちらにせよ、俺様相手には、いい判断だと思うぞ」

口ぶりから余裕の消えない彼の動きを読んでいたかと思えるほど、それは正確に撃ち出された

地面を砕いて現れた、巨大な氷の船。その船に備えられた、これまた氷で出来た大砲から、錨の形をした氷の塊が、後方へ逃れたフィアンマの体を正確に狙い撃ったのだ
以下略



109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:35:00.50 ID:S6DZze8vP
ヴェント「へぇー。報告に有った少女にもしやと思ってたけど、本当に禁書目録を手に入れたみたいじゃない。にしてはやられたい放題ね、右方さぁん? ご自慢の"右腕"も使いこなせてないみたいだしねぇ。期待外れもいいトコよ。……ホラもう一発ゥ!!」

彼女がハンマーを空中で横薙ぎに払うと、もう一度、地面を割って現れた氷の船から砲撃が行われ、氷のアンカーが射出された

禁書目録を守る、と言うよりは自らの身を守る為にフィアンマの巨大な"右腕"が、それを弾いた
以下略



110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/01(金) 06:36:08.20 ID:S6DZze8vP

「動いたっ!」

とある輸送機の中で、ディスプレイと睨めっこしていた少女から、思わず声が出た

以下略



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