過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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2011/04/28(木) 09:09:10.67 ID:+nFCoQzZP
食らいたくない天使は、慌てて迎撃のために払う様に剣を振る
騎士の跳躍と肉薄の為に使われた移動の力が、天使への直撃こそ逃したものの、体勢を崩すには十分だった
団長「おおおおっ!!!」
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2011/04/28(木) 09:09:36.38 ID:+nFCoQzZP
その剣を振るだけで振った方向100m程の全次元が切断される。それに巻き込まれた存在は消失するか切断され、3次元空間から他次元への干渉したことへの余剰によって生じる白い残骸物質が、次元切断の被害を受けなかった天使達を叩き、押しつぶす
これは落下した残骸物質が市街に多大な被害を残す事になるので、彼女は極力その術式を使用していなかったが
団長(本来は我々騎士派のとある計画過程で発掘されたものだったが、やはり本来の使用者が使用すべき霊装)
以下略
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2011/04/28(木) 09:10:05.39 ID:+nFCoQzZP
学生が逃げ惑うキャンパス内の一角で、突然5m程度の炎が上がった
不自然な出火であるが、この混乱の中で一体誰が気にするだろう
爆撃によってそこいら中でガス漏れが生じ、ショートした基盤や研究装置などから炎などいくらでも上がっているのだから
以下略
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2011/04/28(木) 09:10:35.54 ID:+nFCoQzZP
当然、それは地下の施設までも全てを溶かし、吹き飛ばす
ステイルが入ろうとしていた施設は、丁度中心部分が溶けて砕け、更に地下にまでぽっかりと大きな口が出来てしまった
穴が空いた施設の残りは、地下施設という支えの部分まで被害を受けた為に自重を支えきれず、両側からその奈落へと崩れ落ちていく
以下略
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2011/04/28(木) 09:11:03.07 ID:+nFCoQzZP
「コレ、すごくおいしいんだよ!! これももっと欲しいかも!!」
モスクワにある"殲滅白書"の施設の一室から、元気の良い声が上がった
その声の主は少女。余程空腹状態だったらしい
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2011/04/28(木) 09:11:30.17 ID:+nFCoQzZP
言いながら、ワシリーサは少し汚れた少女の服に触れる
(忘却、いや、これは原理的には"人払い"に近い術式? 意図的に疑念や疑問を持たせないようにスルーさせる働きね。幾重にもある防御術式の深層に、どうしてそんな物を仕込む必要があるというのかしら)
サーシャ「それです。第三の質問ですが、あなたはローマとロシアの迎合には反対だったのでは?」
以下略
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2011/04/28(木) 09:12:21.71 ID:+nFCoQzZP
「拠点の提供、感謝するぞ。ニコライ」
しっかりした作りのソファに深々と腰かけたフィアンマ
モスクワの主教座の一室で、彼は口軽く話す
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2011/04/28(木) 09:13:00.10 ID:+nFCoQzZP
フィアンマ「サーシャ・クロイツェフという魔術師がロシア成教にいるだろう? その娘と会わせてほしい」
総大主教「サーシャ?」
ニコライ「確か"殲滅白書"にその様な名前の娘が居た様な」
以下略
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2011/04/28(木) 09:13:38.40 ID:+nFCoQzZP
斃すべきは敵。敵とは何だ?
目の前にはたくさんの存在がある。先程までとは違い、大小様々で、表情までクッキリと現出している
決まっている。自分に向かってくるもの。守るべきものを襲うもの。自分が斃すように決められたもの
以下略
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2011/04/28(木) 09:14:14.57 ID:+nFCoQzZP
彼女の回りは既に、ジワジワと複数の強化型ローマ使役天使が取り囲んでいて、彼女へ大剣を、弓を、槍を、光を向ける
まず矢が彼女の体を捉え、爆発し、前のめりに飛ばされる
その先には剣を構えた別の天使が在り、投げられた白球の如く、彼女へ剣を振りかざす
以下略
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2011/04/28(木) 09:15:37.96 ID:+nFCoQzZP
「良いだろう。確かにここの壁面は厚いが、しかし、万能じゃない。特にこの円柱槽にダメージが入ると爆発したり、高温の中身が噴き出たりなんてことも有り得る。保証は出来ないが、それでも構わないというのなら、入ってもいいぞ」
ぐったりした初春を背負った麦野、左腕の無いフレンダ、やはり顔色の良くない絹旗と白井
そしてその主張は、「避難場所が無いから、遠目にもハッキリとがっしりしているこの建築物へ逃げてきた。中に避難したいのだが」と言うもの
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