過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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851:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:32:03.16 ID:0X3JsVYQP

左腕の支えを失って、彼はもう一度仰向けに倒れるしかない

出血は酷いし、このまま次の攻撃で死ぬだろう。その前に意識が途切れるかもしれない

以下略



852:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:33:02.68 ID:0X3JsVYQP

(頑張った、か。では、頑張ったら、自らの役目から逃れられると思っているのか?)

上条(うん? どういうことだよ)

以下略



853:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:33:54.18 ID:0X3JsVYQP
ふざけたことだ、と妹達は思っただろう

少なくとも、熊を串で焼いたものを食べている彼女はそう思った

なにしろ、急に体の中から光が拡がったかと思ったら、気が付けばこの大地に、周りの人間だけでなくトレーラーごといたのだから
以下略



854:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:34:48.48 ID:0X3JsVYQP
「狩人じゃないんで知らねえよ。何が言いたいんだ爺さん」

「そんなところに住んでる熊の肝臓なんぞを食べると、中毒を起こしやすい。運が悪ければ、お前は最悪死ぬ。これで分かったか?」

「なっ、マジで?」
以下略



855:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:35:47.09 ID:0X3JsVYQP
「うん、良い汗をかけた」

モスクワの農村部上に出現した第7学区の窓の無いビルに、エイワスは戻って来た

汗がどうとか言っておきながら、その表情は涼しいもの
以下略



856:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:36:15.84 ID:0X3JsVYQP

そして、そのまま両腕を広げた。道化師のように

エイワス「君は一体、いくつ保険をかけるつもりなのだろうね」

以下略



857:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:37:16.60 ID:0X3JsVYQP
「だからこそ、貴様は主へ抵抗する天使を許していたのであるか。この、テッラのように」

腰ぐらいの高さの祭壇で横たわるテッラの側で、アックアは見下ろしながら尋ねた

それは、目的を本人の口から聞いての反応だ
以下略



858:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:37:44.37 ID:0X3JsVYQP

フィアンマ「だが、アックア」

アックア「何であるか」

以下略



859:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:38:19.00 ID:0X3JsVYQP

突然口を開いたのは、テッラだった。そしてその眼は力強く見開かれている

フィアンマ「そういうことになるな。どうだ、気分は」

以下略



860:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:38:50.53 ID:0X3JsVYQP
「アレイスターが言っていた役割とは、こういう事か」

生存人類の総移動が終わって数時間。その問題は顔を見せた

集団心理を拡大・深化させる術式を自らの周りに展開していたことで、事実上学園都市第7学区を取り仕切る上条刀夜
以下略



861:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:39:54.59 ID:0X3JsVYQP
団長「しかし、少なくとも私達だけでも窮地を救われたのは事実だ。モスクワ市の使者が言うには、救世主のお陰でこの地は天に浮き、そしてあの厄介な破壊者達は来ないと言う」

"救世主"という言葉に、一瞬刀夜は眉をひそめた。垣根提督のような神化の反応はまだ感知していない

刀夜「ということはその救世主とやらが、モスクワの人間の求心力の頂点であるということだろうか」
以下略



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