過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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923:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:49:13.96 ID:F/zw6ecBP

出来れば、聖堂の外に。そう思って、彼女は下がった

一方で伸びきった空間では、ステイルとフィアンマの間を割るように再度禁書目録が空間移動

以下略



924:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:49:44.09 ID:F/zw6ecBP

ステイル「そもそも、人形だ、と言っているだろう!」

フィアンマ「それはお前の勝手な判断だ。体をもち、思考し、感情もある。それは立派に人格じゃないか」

以下略



925:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:50:15.42 ID:F/zw6ecBP
「ハァー、流石に早いなぁ、彼。もう完全に見えないよ」

膝に手を置いて、彼は遠くを見つめた

青髪「当たり前ですよー。人間の肉体年齢のピークを越えているなら、日頃の鍛錬の差がでるってもんですからね」
以下略



926:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:51:03.06 ID:F/zw6ecBP
「お前、何をした」

聖堂の中央で、二人の人影が倒れている

片方は身が大きく、片方は少女。まるで生気を失ったように、倒れている
以下略



927:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:51:33.73 ID:F/zw6ecBP

ワシリーサが何をしたのか

それは、複雑な内容を省いて説明すれば、相殺である

以下略



928:しかしガムリンはかわいいな[saga sage]
2011/10/11(火) 08:52:21.19 ID:F/zw6ecBP
「先程、あの女が言ったことは事実なのか?」

聖堂の周りの広い空間で、騎士団長はアックアのメイスを二本のカーテナで抑え、口を開いた

尋ねるのは、さっきまでワシリーサとアックアが交戦していた際に聞えたこと
以下略



929:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:52:52.41 ID:F/zw6ecBP
フィアンマ「……それは、出来ない話だ」

ワシリーサ「なぜそこまで固執するのかしらね、ロシア成教の救世主格なんかに。本来、救世主は自己の信仰すら作りだすだけの力があるというのに。それは殆ど、全てが全てを思い通りに出来るだけの力があるという事と同義だというのに。文字通り、神として」

言いながら、彼女は一歩ずつフィアンマが居るはずの柱に歩み寄る
以下略



930:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:53:26.24 ID:F/zw6ecBP

ワシリーサ「その原動力は、人間の思考と判断。決して神の力なんてもののおかげではないのよ」

「なのに今更神なんて、しかも立った一人の人間から成る、過剰な力を持った存在。そんなものは結局、現状をブチ壊しかねない。人間から思考を奪い、堕落させかねないという可能性が少しでもあるというのなら、そんな危ない賭けなら、私は壊す」

以下略



931:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:53:57.96 ID:F/zw6ecBP

ワシリーサ「止めよ!」


彼女の手が、フィアンマに近づいた
以下略



932:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:54:28.98 ID:F/zw6ecBP

ワシリーサ「ぇ……?」

フィアンマ「こんな誰も望んでない終末を引き起こす理不尽、信仰と信仰がぶつかり合って生じる不条理、思考停止によって生まれた愚かな頂点によって生まれる災厄」

以下略



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