過去ログ - 明るい魔まマ 魔法少女まどか☆マギカ 〜私の大切な人〜
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2:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:19:54.39 ID:8GUEOo26o
 「――ありがとう」

  ――何もかもが壊れた世界。
  ――そして、たった二人だけ世界に残された少女達。

以下略



3:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:20:25.78 ID:8GUEOo26o
 「あははは、まどかのママは相変わらずだなぁ。あんなママがいて羨ましいよ」
 「親子で恋のお話とか出来るのって素敵ですよね」
 「そ、そうかなぁ」
 「あ!? まどか前!!」
 「……え? きゃ……!?」
以下略



4:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:21:51.00 ID:8GUEOo26o
          ☆

  キーンコーンカーンコーン……。
  一日の授業の終わりを告げるチャイムの音と共に、クラス中が活気づく。
  男子生徒達と女子生徒達は、それぞれ気の合う友人たちと共に、これからどこに寄ろうかなどとと相談しながら次々に教室を出ていく。
以下略



5:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:22:37.26 ID:8GUEOo26o
 「な、なんなんだ? ここは一体?」
  余りに突然の状況の変化に戸惑っていると、巴マミがまどかとさやかの二人を連れて異空間を進み始める。
 「あ!? とにかく追いかけてみるか……」
  芳文は慌てて女の子達の後を追う。
 (こんな訳のわからない状況であの子達は何をしようとしているんだ? ……それとも、俺みたいに巻き込まれたんだろうか?)
以下略



6:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:23:29.22 ID:8GUEOo26o
 「くっそおぉぉぉぉっ!! 間に合えぇぇぇぇっ!!」
  不意にガシッと肩を掴まれて、宙を舞うまどか。
  バスッ!! 壁に突き刺さった肉の槍が壁を一瞬でドロドロに溶かして、そのまま地面へと落ちて地面を溶かしながら沈んでいく。
  ズザザザ……。
 「大丈夫!?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2011/04/03(日) 01:23:30.16 ID:cjhrjZcso
ふぁいと


8:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:24:24.68 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「……ふーむ。魔女と戦う魔法少女、か」
  マミから事情を聞いた芳文は腕を組みながらそう呟く。
 「つまり、巴さんが今までずっとこの街を守ってきた魔法少女で、まどかちゃんとさやかちゃんは魔法少女になれる素質がある女の子で、現在は魔法少女の研修中って所かな」
以下略



9:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:25:11.11 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「……それで、君達は毎日人々に仇なす魔女や使い魔を探して、倒して回ってるって訳か」
 「ええ、そうよ」
 「誰にも知られる事なく、感謝されることもなくずっと?」
以下略



10:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:25:43.63 ID:8GUEOo26o
          ☆

  ――魔法少女と魔女との戦いを目撃してから数日後。

  夕焼けの中、芳文は一人街中を当てもなくふらふらと歩いていた。
以下略



11:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:26:49.09 ID:8GUEOo26o
 「マミ!! 魔女が孵化したよ!!」
 「オッケー!! 今日は速攻で片づけるわよ!!」
  孵化して足の長いイスの上に、ちょこんと乗った愛らしいぬいぐるみのような姿の魔女。
  マミはイスの足を顕現させたマスケット銃で叩き折り、魔女を落下させると、落ちてきた魔女を銃で殴り飛ばす。
  壁にぶつかって足元に転がった魔女を踏みつけ銃弾を叩きこみ、撃ち込んだ銃弾から伸ばした魔法の糸で魔女を天高く拘束し、マミは巨大なマスケット銃を顕現させる。
以下略



12:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:27:21.28 ID:8GUEOo26o
  グオォォォォォォォォォォォォォォォン!!
  突然、芳文を喰った魔女が苦しそうな顔をして、ぺっと何かを吐き出す。
 「ってぇー!! や、やばかった……」
  地面に背中から叩きつけられ、芳文は痛みに顔をしかめながら立ち上がる。
 「社君!?」
以下略



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