828:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:22:35.67 ID:j9vVqMjC0
勇者「俺達?」
雀竜「そう。人間の大陸連盟、魔の国に戦争しかけるんでしょ?」
騎士「……そういうことか」
829:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:23:03.93 ID:j9vVqMjC0
魔法師「そう言うと思ったよ」
黒竜「我が儘なのはわかっている」
勇者「実は俺も助力を考えてたからなぁ。理由を聞いて良いかな?」
830:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:23:35.33 ID:j9vVqMjC0
――白の国、白の街、王宮
白姫「つーかーれーたー!」
大臣「姫様、お気持ちはわかりますが……」
831:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:24:07.13 ID:j9vVqMjC0
大臣「姫様、そんなに私が信用ならないですか!?」
白姫「父を真摯に支えてくれたあなたを信用しないわけがないでしょう」
大臣「ならば――」
832:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:24:45.61 ID:j9vVqMjC0
白公「この度は私の願いに応じてくださり、まずは感謝申し上げます、陛下」
白姫「本当に貴族というのは形式張っていけないわね」
白姫「自分でも強引に王位に就いたのに陛下陛下と呼んで……」
833:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:25:42.44 ID:j9vVqMjC0
白公「そうですね。魔の国との戦争の準備はどのように進んでいるのか興味がございまして」
白姫「大雑把ね。それだけだと、私に聞くよりも適任はいるはずよ」
白公「それもそうですね。では言い換えましょう」
834:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:26:27.95 ID:j9vVqMjC0
白公「まだまだお若いようで」
白姫「若いわよ。私の歳を知らないわけじゃないでしょ」
白姫「私も父をただの馬鹿と言うつもりはないわ。あの人は王として賢かったし、尊敬してる」
835:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:27:17.47 ID:j9vVqMjC0
白公「……よくご存じで」
白姫「あら、否定しないのね」
白公「調べたのでしょう? 否定しても利益はありませんな」
836:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:27:49.96 ID:j9vVqMjC0
白公「ふむ……」
白姫「もしかしたら、私を懐柔する作戦だったのかもしれないわね」
白姫「大陸の諸侯も何らかの方法で仲間にしてるみたいだし」
837:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:28:17.09 ID:j9vVqMjC0
白姫「……」
白公「……」
白姫「……そうね」
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