849:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:35:21.43 ID:fHfiBKAF0
盗賊「そうだ。情報屋から頼りがあったぜ」
男「どんな?」
盗賊「巨人の風車の話だ。問題なしだとよ」
850:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:35:52.07 ID:fHfiBKAF0
男「この世界に影響を及ぼさないように、慎重にやってるからだよ」
男「彼らがいくら高度な技術力があると言っても、その技術は使えないんだ」
男「それは向こうも気付いている」
851:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:36:19.83 ID:fHfiBKAF0
勇者「つまり、時間があるって事で良いのかな?」
男「勇者さん!」
盗賊「帰ってたのか」
852:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:36:45.79 ID:fHfiBKAF0
男「だけど、何故戻ってきたのですか。戻ってくれば危険なのに……」
魔法師「魔の国に行くためです」
男「魔の国へ?」
853:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:37:27.18 ID:fHfiBKAF0
男「元々答えは決まっていた。だけど、普通の義勇兵だと目的が達成できないからね」
盗賊「てめぇとならそれが達成できる可能性が高い」
盗賊「知ってるぜ、勇者。魔王討伐隊は遊撃隊として動くんだろ」
854:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:38:01.80 ID:fHfiBKAF0
魔法師「あはは、なんだか私だけおいてけぼりだね」
魔法師「最後に会った時は、お互いまだ他人行儀だったのに」
男「色々あったからな」
855:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:38:36.49 ID:fHfiBKAF0
剣士「……」スタスタ
勇者「静かに。……いた。間違いなく剣士だ」
魔法師「狂人って子、話には聞いてたけど見てみたいなー」
856:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:39:11.49 ID:fHfiBKAF0
勇者「……」コソコソ
魔法師「……」コソコソ
男「……」ゴソゴソ
盗賊「お、いたいた。ここか」
857:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:39:41.65 ID:fHfiBKAF0
――裏路地の酒場
勇者「へぇ、結構……いや、相当美味いじゃないか」ゴクゴク
盗賊「だろ? ここのミルクセーキは絶品だろ」
858:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:40:07.72 ID:fHfiBKAF0
勇者「だが、悪いものは悪い。歯止めがあるのもアリだと思うけど」
勇者「でもやはり、犯罪そのものがないことが一番だ」
魔法師「まーね。そうすれば私達も楽できるのに」
903Res/728.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。