866:LX[saga sage]
2012/09/16(日) 21:15:08.18 ID:XIEedObl0
新年。
ここ数年は当麻も美琴もそれぞれ一旦実家へと戻り、その後は大晦日の夜に二人はいつものように騒ぎを起こしつつ年明けを祝い、新年の恒例の行事(つまり、初詣だ)に勤しむのであったが、今年はそうはいかなかった。
当麻は年末からサイエンティフィック・インターナショナル・トレーディングのアルバイト、と言う名目で土御門元春に引っ張り出され、世界一周の旅に連れ出されたのだった。
867:LX[saga sage]
2012/09/16(日) 21:20:39.21 ID:XIEedObl0
さて、御坂妹はどうしていたのだろうか?
彼女が御坂家にかくまわれて、はや1ヶ月以上が経っていた。
868:LX[saga sage]
2012/09/16(日) 21:25:09.37 ID:XIEedObl0
(ここが、お姉様<オリジナル>の、『家』……)
あのひとに連れられて来た、この家の前で、私は動くことが出来なかった。
869:LX[saga sage]
2012/09/16(日) 21:35:27.93 ID:XIEedObl0
「今は、うちの人いないからくつろいでね? ほらほら、そんなに固くならないの」
そう言いながら美鈴がお茶を出してきた。
870:LX[saga sage]
2012/09/16(日) 21:38:16.14 ID:XIEedObl0
美鈴と当麻は顔を見合わせ、
「あ、それはね」
「あ、それはな」
871:LX[saga sage]
2012/09/16(日) 21:42:09.73 ID:XIEedObl0
>>1です。
本日分、短くて済みませんが、以上です。
書きため分(5月に書いてあったものですw)がこの後に入ってくるのですが、
辻褄が合わない部分が見直し中に見つかりまして、修正を図りましたが結構タイヘンで……
872:LX[saga]
2012/09/23(日) 21:06:56.47 ID:ZCbdZhPS0
皆様こんばんは。
>>1です。
本日分、これより投稿致しますのでどうぞ宜しく御願い致します。
873:LX[saga sage]
2012/09/23(日) 21:11:44.66 ID:ZCbdZhPS0
その日の夜。
就寝の為客間に御坂妹が下がってしばらくした頃に、御坂旅掛が戻ってきた。
874:LX[saga sage]
2012/09/23(日) 21:17:03.49 ID:ZCbdZhPS0
「いい話じゃありませんね」
美鈴が再びグラスにビールを注ぎながら、ため息と共にそうぼやくと、
875:LX[saga sage]
2012/09/23(日) 21:24:27.29 ID:ZCbdZhPS0
当麻の顔が強張る。
「御坂……妹とは……別れます。僕の、妻は、美琴ですから、はい。
876:LX[saga sage]
2012/09/23(日) 21:38:57.99 ID:ZCbdZhPS0
そして日は変わって、今は正月、ここは御坂家である。
「新年あけましておめでとう御座います」
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