過去ログ - まどか「バビル2世?」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:59:29.69 ID:DNOa7QlF0
『これは地球外の技術によるものだと考えられます』

バビル「やはりな」

『持ち帰ったデータと統合すると、複数の端末が情報を送り合い、定期的に同期し合っているようです』
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:00:15.94 ID:DNOa7QlF0
QB「昔は随分とご活躍だったじゃないか。アレは目立ちすぎるよ」

QB「それにね、極稀にいるんだよ。僕たちとの契約を必要とせずに妙な力を使う人間がね」

QB「そう、君のように半端に力のあるものは僕たちの計画の障害になる」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:01:02.19 ID:DNOa7QlF0
QB「魔女が生まれるとき、僕たちは膨大なエネルギーを回収することができる」

QB「先細っていく宇宙全体のエネルギー問題を解決するためには、そうしたエントロピーを凌駕したエネルギーが必要なんだ」

QB「たしかに、彼女たちが魔女となり、その生涯を終えるというのは人間からすれば悲劇的に思えるかもしれない」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:01:31.65 ID:DNOa7QlF0
バビル「それについても調べなくてはならないか」

バビル「契約宇宙人と敵対するにしても協力するにしても、まだまだ情報が足りない」


以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:02:03.08 ID:DNOa7QlF0
少女は状況を把握しきれず、ただ息を殺して男の様子を伺っていた。
暗くて初めは分からなかったが、目を凝らして見ると少年の傍らには黒い豹が寄り添っているのがわかる。

そして、そこへ二つのかしましい声が近づいてくる。

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:02:53.58 ID:DNOa7QlF0
じっと状況を伺っていた少女も、まどかと呼ばれた少女が現れたことでで焦りを見せ、
ついに堪え切れずに飛び出してしまう。


???「だめよまどか! そいつらから離れて!」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:03:54.25 ID:DNOa7QlF0
ここでバビル2世は大きなミスを犯す。迫りくる弾丸を人間が使う普通の弾丸とみて念力をかけたのだ。
しかし実際は魔翌力で強化された弾丸、魔弾。9ミリやそこらのものとはわけが違う。
バビル2世は、止めきるには間に合わないと、すぐに軌道をそらす方へと念力をかけなおすが時すでに遅く。

魔弾はバビル2世の頭蓋を斜めに貫いた。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:05:23.49 ID:DNOa7QlF0
されど状況はさらに急変する。
地面が揺らぎ、歪み、それが広がる。魔女の結界である。


マミ「こんなときに……」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:06:02.98 ID:DNOa7QlF0
いくつもの世界を経験しているほむらも、魔女のようにメルヘンでもファンタジーでもない目の前の出来事に戦慄する。
頭を撃ち抜かれたはずの人間が、すぐに起き上がり、眼にもとまらぬ速さで結界の奥へと跳んでいったのだ。
それよりも恐ろしかったのは、一瞬こちらを見据えた冷たい目。
何もかもを見透かすようでいて、諦めの色さえ見えるその目に、一同は恐怖と嫌悪を覚えた。

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:06:56.03 ID:DNOa7QlF0
手刀でツタを斬ることはできても、肝心の本体をどれだけ蹴ろうが殴ろうが全く手ごたえがない。
鋼鉄をアメのようにひきちぎる怪力をもってしてもコレである。

テレキネシスで体の内部から破壊しようと透視をするも、中身はがらんどう。
今度はそのまま地面や壁にぶつけてやれと、念力で持ち上げそこらに投げつけるもこれといった効果はない。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:07:27.58 ID:DNOa7QlF0
マミは早くも自身最大の火力を放ち、いとも簡単に魔女を消し飛ばす。
魔女に組み付くバビル2世ごと狙った砲撃であったが、これは一瞬早くバビル2世に気取られてしまっていた。

魔女を仕留め、結界が崩壊し、辺りに元の景色が戻っていった頃には、すでにそこには超能力少年の姿はなかった。

以下略



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