207:>>206最後の行の最後、「覚えていた」で ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:31:55.04 ID:ZVqRrhcAo
・・・
敵の名前は、リドヴィア=ロレンツェッティとオリアナ=トムソン。
前者はローマ正教。後者は運び屋。
208: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:33:13.01 ID:ZVqRrhcAo
・・・
目的の人物は割とすぐに見つかった。
しかし、彼女は『運び屋』で、『逃げる』事に特化した魔術を身につけているようで、
彼女との追いかけっこは結構な時間をかけて行われていた。
209: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:33:50.41 ID:ZVqRrhcAo
「体操服の予備ってのは保健室にあるのが相場で決まってるもんだにゃー!」
競技開始まで、残り僅か。
2人は保健室につくと、着替えを二着頂いて、競技場へと赴いた。
210: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:35:02.51 ID:ZVqRrhcAo
・・・
「恐らく、『速記原典』は籠のどっかに仕掛けられてるっぽいぜい。
玉は今ばらまいてるけど、それならさっきまでは玉は倉庫にあったはず。
ならさっき探知術式を行った時に、倉庫に探知が向かないとおかしいんだにゃー。
211: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:36:38.71 ID:ZVqRrhcAo
「うわああああ!カミやん、右から来るぞ、気をつけろぉぉ!!?」
「うぎゃああああ!!!」
上条に引っ張られる形で、絶望していた生徒達が気合いを入れて常盤台に立ち向かうが、その能力差は圧倒的だった。
212: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:38:50.67 ID:ZVqRrhcAo
・・・
「……何も、不自然なとこは無い、よな?」
魔術の知識など皆無な上条が、籠を調べたところで何か分かる訳がなかった。
213: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:40:33.60 ID:ZVqRrhcAo
「あ!御坂ストップ!」
「え?何?」
「……そのポールにくっついてる紙、何か書かれてるか?」
214: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:41:26.43 ID:ZVqRrhcAo
バギン!と言う鈍い音が響き渡り、吹寄の体はぐらりと斜めに揺らぐ。
その倒れ方は明らかに異常で、上条は思わず叫び、吹寄の体を支えるべく駆けよった。
その声を聞き駆けつけた土御門が、すぐに『速記原典』を止める術式を構築しにかかる。
215: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:43:43.70 ID:ZVqRrhcAo
すると、不意に何かが頭をよぎった。
その直感は腰に差してある召喚器に起因しているのか知らないが、真っ先に上条は召喚器を手にした。
辺りには御坂と土御門、それに吹寄しかおらず、他の一同は互いに飛んでくる能力に集中しているようで、
更には誰かの能力か知らないが突風が吹き、土煙が更に巻き上げられた。
216: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/10(水) 08:45:56.63 ID:ZVqRrhcAo
尾張です。外でペルソナ出しました。
大覇星祭で幻想殺しの無い上条さんを、どうやって魔術サイドに絡ますんだと考えてたけど、無理矢理絡めました。
幻想殺しないことを隠す為には力を示さなければならない。でも魔術サイドに絡む事で幻想殺しが失ってる事がばれるかもしれないって言う二律背反ががが
217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/08/10(水) 08:57:09.95 ID:TK/Nj7/bo
毎回濃厚で面白いなー乙!
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