421: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:51:36.29 ID:xDGXGo14o
「クソガキにしちゃあ、まぁまぁの作戦考えたじゃねえか!
お前は弱いんだからその位しねぇと俺には及ばねえんだよ!やっと気付いたか!!」
「ハァ……御託並べてねェでとっとと来いよ、お望み通りさっさと終わらせてやるからよォ……」
422: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:52:35.42 ID:xDGXGo14o
「インデックス!?お前こンなとこで何してやがる!!?」
血を大量に流しながらも、未だギラギラと生きた目を輝かせる一方通行だが、流石にこれには狼狽した。
猟犬部隊は、元々非公式の工作部隊で一般人が知っていいものではない。
ならばそれを見たインデックスがどうなるかなど明らかで、普通に逃げた所で3日ともたないだろう。
423: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:53:54.06 ID:xDGXGo14o
「?」
木原はそれが何なのか確認するためスコープから目を離すと、女が地面に着地していた。
何やら顔面にピアスの数々を付けバランスの悪い顔つきになっている。
424: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:54:26.88 ID:xDGXGo14o
「最も、あんたらは真っ黒みたいだけどね。
どんないい場所にも黒い部分はあるってことかな」
「何者だ」
425: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:55:16.26 ID:xDGXGo14o
「あー、班を二つに分けろ。使えねー奴を下から10人そこの黄色いのに当てがえ。
残りは俺と本部に戻る。異論反論は殺す」
余りにもざっくりとした命令だが、木原の思い通りに動けねば殺される。
426: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:56:34.30 ID:xDGXGo14o
・・・
上条当麻と御坂美琴、そして打ち止めは雨の中立ちつくしていた。
そこには濛々と燃え盛るワンボックスカーと、
427: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:57:27.41 ID:xDGXGo14o
(まず、こんなひでぇ状況なのに、誰も居ない、来てないってのはおかしい)
どうやら御坂も同じようなことを考えていたらしく、
辺りを見渡しながら呟くように語りかけてきた。
428: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:58:21.75 ID:xDGXGo14o
「……おい、何するつもりだ?」
「私が奴らを相手するから、その隙に逃げて」
「……そんなことできる訳ねぇだろうが。奴らだってあれで戦力のすべてとは限らないんだ、
429: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:58:53.72 ID:xDGXGo14o
「くそ!行くぞ打ち止め!」
打ち止めの返答を待たずして、上条は打ち止めを抱えるようにして駆けだした。
しかし猟犬部隊の面々は御坂の攻撃によって気付かない。
430: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:59:28.78 ID:xDGXGo14o
終わりです。無理矢理ペルソナ要素ぶち込んで行きますので!
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