63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/09(金) 21:44:58.23 ID:M7t4TzP80
紅髪「……」
少女(……目がすごく紅い)
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/09/10(土) 02:00:24.98 ID:d3OSy2bEo
ワクテカ
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/12(月) 20:16:48.98 ID:WpMG6Z0e0
扉の向こう側はいつも通りの窓の無い会議室だ。
部屋に目線を向けるものがないためか、既に中で待機していた傭兵達は開いた扉へ眼を向ける。
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/13(火) 20:23:34.89 ID:W9OYbMos0
「ちょっとその前に大前提の質問いいっすか」
紅髪「はい、どうぞ?」
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/14(水) 20:28:04.34 ID:mA+Gemau0
「荷運び、運搬か」
「どこまでだ?」
「危険なブツじゃねえだろうな」
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/14(水) 20:58:59.62 ID:mA+Gemau0
紅髪「この時点で降りたいという方は?」
ある程度の説明を聞かされた傭兵達は黙って女性の眼を見ている。
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/14(水) 21:09:19.95 ID:mA+Gemau0
少女「…」
人々の往来が激しいロビーで、少女は馬車が出発する時間を待っていた。
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/14(水) 21:34:24.61 ID:mA+Gemau0
年の離れた美女二人が見つめ合う光景は人種によっては垂涎ものであろうが、生憎紅髪の女性にとっては真剣な眼と眼の語りあいなのだ。
紅髪「…なるほどね、確かに私の眼にも狂いはなかったわ」
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/15(木) 20:14:56.24 ID:IIxpxRPH0
時計の針が約束の時間を指した。
同時に少女は立ち上がり、尻を払う。
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/09/16(金) 02:52:32.44 ID:JrpLEGvbo
乙した
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/16(金) 20:54:28.78 ID:Le44HvfV0
黒い大理石と灰色の大理石が床を覆っている。
重厚に切り出された大理石は踏めば重々しい感触を足へ伝えるが、椅子に深く腰を降ろした男には関係の無いことだ。
全身を黒い布で覆った椅子の主は、わずかに覗く眼光だけを紅く光らせて、目の前の者を睨む。
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