123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/22(土) 15:17:57.44 ID:ZUkyhH9DO
とりあえず、澪の律捜索を邪魔したって人達が危ないかも。
124:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 06:29:50.00 ID:SwfAnpwf0
灰都(はいと)。
125:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 10:42:47.37 ID:SwfAnpwf0
梓達は事前の話し合いで、この世界に跳ばされたら、基本的にその場から動かず身を隠し、事が済むのを待つ様にしようと決めていた。正直、かなり消極的な気もするのだが、四人とも戦いに対して積極的では無かったし、特に唯に関しては澪に狙われているのは確実なので、出来る限り目立つ真似はしないと言う事になった。
唯「うん、大丈夫だよ。あずにゃん。心配させてごめんね」
126:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 10:48:58.86 ID:SwfAnpwf0
律先輩が、死んだ(きえた)。
自身の所属する軽音部の部長であり、桜高の先輩である、近しく親しい間柄と言っても良い存在(ひと)が。
127:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 10:54:45.97 ID:SwfAnpwf0
梓「あの、真鍋先輩。ちょっといいですか?」
梓は桜が丘高校の新生徒会長であり、自分達のまとめ役でもある和に声をかける。
128:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 10:56:25.49 ID:SwfAnpwf0
和「言いたい事は判るし、一理あると思うけど、正直に言ってかなり危険よ」
憂「そうだよ梓ちゃん。和さんの言う通りだよ」
129:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 10:59:40.70 ID:SwfAnpwf0
和「……確かに現状を知りたいという気持ちは有るし、必要な事とは思うけど、やっぱり一人でって言うのは危ないわ。それでも行くと言うのなら、私も付いていくわ」
和は少し思案した後、首を横に振り代わりに対案を出す。
130:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 11:02:23.50 ID:SwfAnpwf0
憂「和さん!?」
憂が和のまさかの容認に、吃驚して思わず声を張り上げてしまう。
131:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 11:05:49.03 ID:SwfAnpwf0
何処までも続く薄い灰色の景色。その閉塞感さえ感じる光景に精神的な息苦しさを覚えながら、梓は慎重に周りを観察する。だが、やはり目に映るのは灰色の景色、聞こえるのは時折吹く、暖かくとも冷たくも無い、どこか無機質に感じる風の音のみだった。
梓<ここにも何も無い、か……>
132:一年中が田上の季節[sage saga]
2011/10/24(月) 11:08:51.47 ID:SwfAnpwf0
その聞き覚えのある声を聞いた瞬間。梓の心臓が跳ね上がるかと思う程高鳴り、まるで猫が総毛立つ様な感覚に陥り、徐々に震え出して来る。一気に動悸が速くなり、呼吸も小刻みに過呼吸気味になってしまう。
?「そんなに吃驚しなくても良いじゃない」
133:一年中が田上の季節
2011/10/24(月) 11:40:59.72 ID:SwfAnpwf0
もうそろそろ、深刻なコメ不足に陥るのかと思っておりましたが、
思いのほか反応があって大変有り難い事だと思っております。
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