過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱【土方×もっさん】
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2011/10/01(土) 22:23:23.60 ID:mf0Sx6460
こんばんは。
タイトルどおりストパンの土方×もっさんSSです。

土方についての公式設定は無いに等しいのでここの土方は
かなり私の妄想が入ったオリキャラに等しいものとなっています。
そのことをご承知おきの上読んで頂ければ嬉しいです。

それでは。
時期としては第2期1話のもっさんが烈風丸を打ちに山にこもったころで、
あの山篭りに土方が同行していたという設定です。

それでは、よろしくお願いします。


2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2011/10/01(土) 22:24:33.32 ID:mf0Sx6460
それはガリア戦線が終結し、ガリアが解放されてより数ヶ月後のこと。
ガリア解放戦線で魔翌力のほとんどを使い果たした少佐。
普通のウィッチであれば退役を考えてもおかしくない状況であったが、現役に強いこだわりを持つ少佐は何とか自らの不足する魔翌力を補う方法を考えた。
そしてその結果たどり着いてしまった答え。

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2011/10/01(土) 22:25:33.94 ID:mf0Sx6460
私は大きくため息をつくと、再び少佐に向き直った。

「そこまで仰るのであれば…………もはや何も言いますまい。お心のままになされてください」
「そうか……すまんな、土方」
「いえ」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2011/10/01(土) 22:26:21.56 ID:mf0Sx6460
恐る恐る目を上げると少佐は何故か顔を赤くして両手を虚空にさまよわせている。
な、何か失礼なことでも言ってしまっただろうか。
そう考えて先ほどの自分の発言を思い出してみる。

(私にとっての上官は生涯貴女だけと心に決めております)
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2011/10/01(土) 22:27:03.15 ID:mf0Sx6460
……二人きり、か。

「ええええええええええええええ!」

「ど、どうした土方」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2011/10/01(土) 22:28:43.78 ID:mf0Sx6460
以上でとりあえずプロローグ終了です。
書き溜めがあまり無いので1週間ぐらいあけて投下しつつその間に続きを書いていくような形になると思います。

それでは。



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県)[sage]
2011/10/01(土) 22:30:47.43 ID:2p56VCNy0
はいはい俺得俺得
期待


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/10/01(土) 22:45:22.44 ID:fkyK7WnH0
俺得

必ずや完結させてくれ頼む


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)[sage]
2011/10/01(土) 22:49:20.49 ID:04pFoiC0o
乙乙

ちなみにフミカネ姐さんの1947ver.土方さんは見たかい?


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/02(日) 00:38:26.70 ID:SjZxOcMK0
期待期待


11:1[sage]
2011/10/07(金) 19:47:48.51 ID:dpw2KwcZ0
どうも、こんばんは。1です。
早速のレスありがとうございました。書き溜めがそんなに無いので投下ペースは遅いと思いますがお付き合いいただければ幸いです。

>>9
支部で連載している「Cold Winter1947」ですよね。
以下略



12:1[sage]
2011/10/07(金) 19:48:50.84 ID:dpw2KwcZ0
ある日の朝のこと。
少佐は天候等の問題がない限り、朝は剣の鍛錬を行って過ごしている。
私もそんな少佐の鍛錬にご一緒させていただくのを日課としていた。

「ふんっ!はっ!」
以下略



13:1[sage]
2011/10/07(金) 19:49:25.59 ID:dpw2KwcZ0
「…………いい目だ。腕を上げたようだな」
「恐縮です」

その私の言葉が合図になったかのように、少佐の剣気が大きくなる。

以下略



14:1[sage]
2011/10/07(金) 19:50:13.89 ID:dpw2KwcZ0
しかし、ここから事態は思わぬ方向に転がっていくことになる。
先日からの雨で地面がぬかるんでいたのがよくなかったのか。
それとも少佐に一本入れることに夢中になりすぎた自分がよくなかったのか。

「うわっ!」
以下略



15:1[sage]
2011/10/07(金) 19:50:59.21 ID:dpw2KwcZ0
朝食時。

「…………」

少佐は無言で私の作った朝食を食べている。
以下略



16:1[sage]
2011/10/07(金) 19:52:16.70 ID:dpw2KwcZ0
背中に歩兵銃を背負い、駆け足気味の速度で山道を駆ける。
陸戦訓練は兵学校時代に少しはやったが専門ではない。たちまち息が上がってくるが、私より早いペースで前を走る少佐は息切れ一つ見せていない。

「どうした土方……もうギブアップか?」
「いえ……大丈夫です…………!」
以下略



17:1[sage]
2011/10/07(金) 19:52:49.31 ID:dpw2KwcZ0
「あ、あの程度なら私でも歩いていけます」

そういって少佐の手を振り解いて歩き始めようとするものの、

「…………あ、あれ?」
以下略



18:1[sage]
2011/10/07(金) 19:53:21.48 ID:dpw2KwcZ0
「…………」
「も、申し訳ありません!」

その後、(比喩表現でなく)少佐に引きずられるようにして休憩場所にたどり着いた私は、
少佐に土下座せんばかりの勢いで謝罪していた。
以下略



19:1[sage]
2011/10/07(金) 19:54:07.33 ID:dpw2KwcZ0
「ふー」

そういって少佐が岩の上に寝転ぶ。
失礼して、私もその隣に寝転ばせてもらった。
ここに来るまでは必死で気づかなかったが、周囲の木々はすでに紅葉真っ盛りで、赤、黄色、橙と鮮やかな色に染まっている。
以下略



20:1[sage]
2011/10/07(金) 19:54:41.88 ID:dpw2KwcZ0
「さて、そろそろ昼飯にするか」
「は……しかし」

私も少佐も、携帯して来たのは歩兵銃と背嚢のみ。
しかし私と少佐の背嚢の中には昼飯になりそうなものは入っていない。
以下略



21:1[sage]
2011/10/07(金) 19:56:15.35 ID:dpw2KwcZ0
…………というところで2話目終了です。
これからも大体10レスぐらいの話を断続的に投下していく形になると思います。

それでは。
また来週に。


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