過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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945: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:35:57.00 ID:4ipaVk6zo

「待てインデックス、あれは酔ってても正直に言うのが照れくさかったっつーか……」

「あはは、でもみこととかみさきの所を聞いても、とてもそういう打算ができる状態には見えなかったんだよ?」

以下略



946: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:36:49.26 ID:4ipaVk6zo


時間を少々遡って、最初のアトラクション。
いきなり彼女はかなりスリルのあるジェットコースターに乗ろうと提案した。
当然ながら上条は止めたのだが、大丈夫だと言って聞かなく、根負けした形で彼女の希望通りのものに乗ることになった。
以下略



947: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:37:46.30 ID:4ipaVk6zo

ここは無難に、平静を取り繕いながらお願いするのが一番だろう。

「それじゃあ……その、頼もう……かな」

以下略



948: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:38:13.74 ID:4ipaVk6zo

「あ、せっかくだし、この前のお話の続きでもしよっか?」

「この前?」

以下略



949: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:38:55.10 ID:4ipaVk6zo

彼女は少し目を丸くしてこちらを見る。

「えっ、とうま、必要悪の教会(ネセサリウス)で働きたいの?」

以下略



950: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:39:40.09 ID:4ipaVk6zo

このタイミングで海原が持ち掛けてくる話。
上条にはその内容について大体の予想がついた。
その為、声の調子も自然と確認のものになる。

以下略



951: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:40:20.33 ID:4ipaVk6zo

上条の心にチクリと針が刺さったような痛みが走る。
きっと彼女ならこう言ってくれる、上条はそう確信していた。
その上で、こうやってワガママを通した。

以下略



952: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:40:50.25 ID:4ipaVk6zo

「み、見くびらないでほしいかも。魔道書にだってそういう恋愛に関するものも……」

「なんだ、あの男に魅了系の魔術でもかけるつもりか?」

以下略



953: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:41:19.93 ID:4ipaVk6zo

「とうまは私の事をそういう風には見てないよ。それは本人から聞いたから間違いないと思う」

「女に向かってそういう事を宣言する男というのもアレだな」

以下略



954: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2014/03/04(火) 07:41:46.89 ID:4ipaVk6zo

「理屈では分かっているんですけどね。人が人を守る理由に、必ずしも恋愛感情などはいらない。
 そういった感情を抜きにしても、誰かを守りたいという気持ちに嘘偽りなどあるはずもなく、それも一つの真実である、と」

「…………」
以下略



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