493: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:50:48.37 ID:AxuxTz+Ao
「あらケンちゃん。今日はおデート?」
水商売風の女が声をかけてくる。
494: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:51:31.21 ID:AxuxTz+Ao
「そんな、かわいいとか……」まどかはそう言って顔を押さえる。
「こいつの言うことは一々気にするな。口から生まれてきたようなやつだ」
495: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:52:22.42 ID:AxuxTz+Ao
「しまったな。そっちのほうは逆だ」
『今どこにいる』
496: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:53:30.90 ID:AxuxTz+Ao
「どうした。まどか」
「さやかちゃん、近くにいるよ」
497: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:54:05.47 ID:AxuxTz+Ao
播磨は目を凝らす。
「さやかちゃん」と、まどかは言った。
498: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:55:30.02 ID:AxuxTz+Ao
「はわわわわ! は、拳児くん!」
まどかは、播磨が他の異性に口づけされたことと、彼がその場に膝をついて倒れこんだことが
続けざまに起こってしまったため混乱した。
499: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:56:03.88 ID:AxuxTz+Ao
しかし、
「無駄だぜ」
500: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:56:48.67 ID:AxuxTz+Ao
「そりゃ!」
さやかが変身したのを確認するように、杏子は槍を構えて距離を詰める。
501: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:58:06.02 ID:AxuxTz+Ao
どうやら足を斬られたらしい。しかし、すぐに体勢を立て直す。
「まだまだ!」
502: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/04(水) 19:58:55.65 ID:AxuxTz+Ao
「――!!」
まどかは、声にならない声を上げた。
702Res/519.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。