20:JK[saga]
2011/12/15(木) 19:32:18.30 ID:fJUeZbYv0
されど、同時に死にたくもなかったのだ。
低俗な愚鈍共が生きているのに、どうして自分だけが死ななければならないのか。
逆なんじゃないか?
本当に死ぬべきなのは死を望む自分じゃなく、
こんな可哀想な自分に死を望ませる世界の愚鈍共の方であるべきだ。
21:JK[saga]
2011/12/15(木) 19:33:44.52 ID:fJUeZbYv0
この話は終わりです。
が、まだ物語は続きます。
またお願いします。
22:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/15(木) 20:08:47.11 ID:WTK+AQq/o
>>21
乙乙!
23:JK[saga]
2011/12/17(土) 18:35:53.80 ID:JjKvBwFx0
・
24:JK[saga]
2011/12/17(土) 18:36:24.00 ID:JjKvBwFx0
・
25:JK[saga]
2011/12/17(土) 18:37:00.94 ID:JjKvBwFx0
「ねえ、月夜叉……。
あんたは誰かを好きになった事ってあるか?」
少年は常時斯様な事を思考し続けているものだ。
決まり切った約束事だ。
26:JK[saga]
2011/12/17(土) 18:40:03.89 ID:JjKvBwFx0
・
27:JK[saga]
2011/12/17(土) 18:40:51.82 ID:JjKvBwFx0
・
28:JK[saga]
2011/12/17(土) 18:41:29.57 ID:JjKvBwFx0
『私は人の子ではないよ、暁』
「ああ、分かっているよ。
それでも俺は月夜叉が……」
29:JK[saga]
2011/12/17(土) 18:42:01.11 ID:JjKvBwFx0
暁が真に求めていたものは、愛してくれる者や、愛せる者ではない。
他の誰でも良くて、誰でもない女こそが欲しかったのだ。
無表情でただ自分の想いを受け止めてくれる、都合のいいそれだけの女が。
恋人に本気になれない理由も、恐らくはそれだった。
斯様に都合のいい人間など存在しているはずもない。
30:JK[saga]
2011/12/17(土) 18:42:41.72 ID:JjKvBwFx0
この話はここまで。
書き溜めが終わったので、次は一週間後くらいになりそうです。
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