過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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20
297
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:42:30.88 ID:FSFT7ye80
椿は脇のバーリェの手を掴んで
無理矢理体の前に突き出し、絆に言った。
「勝負しませんこと? あなたの『出来損ない』と、
私の育てているバーリェ。
以下略
298
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:43:06.21 ID:FSFT7ye80
彼女は、絆と目が合うと
「む……無理です……」
と小さな声で呟いて、ふるふると首を振った。
以下略
299
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:43:56.28 ID:FSFT7ye80
*
結論から言うと、バーチャルの
仮想シュミレーターで行った戦闘訓練は、圧勝だった。
以下略
300
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:44:31.52 ID:FSFT7ye80
丁度車椅子に乗せられようとしていた圭が、
それを見て息を呑んだ。
しかし絆は、女性にスーツのネクタイを
捻り上げられながら軽く笑って見せた。
以下略
301
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:45:11.10 ID:FSFT7ye80
圭の性能は、事前に言われていた通り霧を凌ぐものだった。
戦闘操縦自体はさせていないが、
とてつもないエネルギー含有量だ。
以下略
302
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:45:48.79 ID:FSFT7ye80
――出来ません……お願いします。私出来ません……。
蚊の鳴くような声で、震えながら圭が言ったのだった。
そのまま無理矢理やらせて戦闘恐怖症にでもなったら
以下略
303
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:46:38.87 ID:FSFT7ye80
「トレーナーが操縦できてもおかしくはないだろう。
君の方こそおかしいんじゃないか?
勉強不足だ。俺の頭の中には、バーリェの戦闘データと
分析が全て入ってる。対処できて当然だ」
以下略
304
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:47:20.71 ID:FSFT7ye80
「…………」
圭は俯いて唇を噛んだ。
しばらくして彼女が小さく言う。
以下略
305
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:48:06.00 ID:FSFT7ye80
そんな馬鹿な、と言いかけて
それを無理矢理飲み込む。
口に出すのははばかられたが、
圭が嘘をついている可能性が高かったからだ。
以下略
306
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:49:20.96 ID:FSFT7ye80
お疲れ様でした。
次回の更新に続かせていただきます。
引き続き、ご意見やご感想、ご質問など
以下略
307
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(佐賀県)
[sage]
2012/03/31(土) 22:55:48.47 ID:c3eIkJ9O0
乙
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