過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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583:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:21:15.93 ID:P18S44Kp0
心なしか彼女の息が荒い。

まだ怪我が完全に治っていないのだ。

絆も同様だった。
以下略



584:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:21:55.62 ID:P18S44Kp0
大恒王に比べれば、本当に微弱な
威力のエネルギー兵器だ。

しかし贅沢は言っていられない。

以下略



585:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:22:28.58 ID:P18S44Kp0
思わず体を丸めて硬直した渚を抱きかかえた絆の目に、
スペック2がブレードで
近くの死星獣を一刀両断にするのが見えた。

人間でさえも知覚が難しい速度だった。
以下略



586:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:23:12.44 ID:P18S44Kp0
AIの声と共に、真っ白い光が
正面に向けて発射された。

リング状の衝撃波が周囲に広がる。

以下略



587:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:23:47.85 ID:P18S44Kp0
「戦力? 私以外の何が役に立つっていうのですか」

「お前……!」

絆は押し殺した声を発して、
以下略



588:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:24:24.24 ID:P18S44Kp0
スペック2が空中で静止し、
もう片方のブレードを肩から抜き放つ。

二刀を構えて、絆の操縦で機械人形は宙を飛んだ。

以下略



589:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:24:57.46 ID:P18S44Kp0
そこで椿の声が聞こえ、
彼女の機体がスペック2の後ろについた。

背中合わせにホバリングしつつ、
絆は脂汗を額に浮かべながら言った。
以下略



590:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:25:28.50 ID:P18S44Kp0
「性懲りもなく……!」

絆は怒鳴って、操縦桿を握りこんだ。

「私にやらせてください! 
以下略



591:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:26:05.02 ID:P18S44Kp0
AIの声が聞こえる。

「特務官様! 早く私に迎撃させてください! 
私の方が……私の方が、上手くこの機体を使えます!」

以下略



592:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:26:37.03 ID:P18S44Kp0
「このままでは艦が沈みます! 
私達も、この機体では耐えられません! 
迎撃させてください!」

食い下がる純を無視し、
以下略



593:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:27:36.10 ID:P18S44Kp0
「連鎖爆発が起こります、衝撃に備えてください!」

飛空艇と味方に向かって渚が大声を上げる。

途端、誘爆というのだろうか。
以下略



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