過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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663:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:49:06.01 ID:2BLGZ8KQ0
「……それで、今回の突入作戦だが、
君にはもう一度大恒王に乗って欲しい」

駈に押し殺した声でそう言われ、
絆は目を見開いて彼を見た。
以下略



664:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:50:07.03 ID:2BLGZ8KQ0
言葉を失った絆に、駈は付け加えた。

「無論タダでとは言わない。大恒王はあくまで君が、
個人的意思で運用したものと
主張してくれればいいだけだ。
以下略



665:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:50:38.93 ID:2BLGZ8KQ0
絆は心の中で、駈に唾を吐きかけたい
衝動を無理やり抑え込んだ。

やはりこの男は、危険だ。

以下略



666:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:51:32.66 ID:2BLGZ8KQ0
女性職員と看護師達が彼に続く。

数人の看護師に目配せをして残るように
指示すると、彼は部屋のボタンを
押してから言った。
以下略



667:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:52:22.21 ID:2BLGZ8KQ0


フォロントンに着いたのは、
しかしそれから二十時間以上も
経ってからのことだった。
以下略



668:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:53:09.84 ID:2BLGZ8KQ0
霧も頷いてそれに続いた。

「マスター、艦の中でお休みになって
いてください。私達が戦ってきます」

以下略



669:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:53:50.20 ID:2BLGZ8KQ0
諦めたように息をつき、
純は操縦桿を握りしめながら言った。

「特務官様はあまり動かないでください。
傷が開きます。お姉様達、速やかに
以下略



670:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:54:26.21 ID:2BLGZ8KQ0
椿が素っ頓狂な声を上げる。

『それに……八百番台の機体……? 
それは凍結されている筈じゃ……』

以下略



671:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:55:14.15 ID:2BLGZ8KQ0
『この艦を基地拠点とし、
自然の壁内部の新世界連合拠点を叩く。
こちら側の戦力は、大恒王一機に、
七百番台のAAD四機。
戦闘機型トップファイブAAD十二機だ。
以下略



672:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:55:58.49 ID:2BLGZ8KQ0
駈が壁にプロジェクターで映像を投影する。

そこには、ミサイル弾のようなものが映っていた。

それが何なのかを知っている絆達は、
以下略



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