過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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674:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:57:18.62 ID:2BLGZ8KQ0
駈は資料をめくって続けた。

『作戦所要時間は、四十分とする。
各AADには補助システムを組み込んである。
ガス散布後、離脱する程度の
以下略



675:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:58:09.36 ID:2BLGZ8KQ0


十分があっという間に経ち、
大恒王は脚部キャタピラを回転させながら、
着陸している艦の外に出た。
以下略



676:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:58:55.81 ID:2BLGZ8KQ0
「了解した。全機、危ないと思ったら
こちらに任せてすぐに帰還しろ。これは『命令』だ」

絆は他のバーリェ達に向かってそう言った。

以下略



677:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:00:36.94 ID:2BLGZ8KQ0
考えてもそれは分からないことだった。

「全機大恒王に続け! 作戦を開始する!」

考慮している時間はない。
以下略



678:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:01:21.90 ID:2BLGZ8KQ0
純がそう叫ぶように言って、
大恒王の肩部ブレードを抜き放つ。

『「ハイ・シィンケルハンドブレード」ヲ展開。
続ケテ「スティグマスフィール」ドヲ
以下略



679:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:02:09.57 ID:2BLGZ8KQ0
言葉を失った渚に続き、
絆もモニターを見て息を呑んだ。

まるでハチの大群のように、金色の、羽が
生えた死星獣が数百も群れになって
以下略



680:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:02:56.58 ID:2BLGZ8KQ0
「水蒸気爆発が来る……今だ!」

今までとは比較にならない規模の球形の爆発が、
周囲に広がった。

以下略



681:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:03:41.31 ID:2BLGZ8KQ0
それは次々と連鎖爆発を引き起こすと、
たちまちのうちに数百の死星獣を爆裂させた。

「押し通ります! 各機、私達に続いてください!」

以下略



682:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:04:20.52 ID:2BLGZ8KQ0
『了解。「ブルフェン」ヲチャージシマス。
二十秒間オ待チ下サイ』

AIの声が苛立ちを募らせる。

以下略



683:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:05:04.89 ID:2BLGZ8KQ0
端的なAIの声と共に、霧が叫ぶ。

「衝撃に備えてください、発射します!」

大恒王の肩部と脚部の装甲が開き、
以下略



684:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:05:50.74 ID:2BLGZ8KQ0
しかし彼女は、背後に他のAAD達が
ついてきているのを確認すると、また声を張り上げた。

「攻撃して! 六百番台、
ケルミカルミサイルを使いなさい!」
以下略



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