過去ログ - 勇者「淫魔の国の王になったわけだが」
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:50:18.55 ID:h7sEMOtHo
寝室に辿り着くまでの間、使用人とすれ違うたびに興味の視線を浴びた。
彼女を知る者なら、思わず振り返って見てしまうような、意外な光景だからだ。
珍しいものを見るかのような視線に晒され続け、寝室に着いた頃には、
肌は赤みが差して顔を俯かせていた。
以下略
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:50:50.32 ID:h7sEMOtHo
近づく最中、少しずつ彼女の瞼が落ちていった。
初夜を迎えるかのような高鳴りが胸を内側から激しく叩く。
閉じ込められた子供が戸を叩き、出してくれと泣き叫ぶのにも似ている。
―――早く、解放したい。
以下略
63
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:51:50.17 ID:h7sEMOtHo
にわかに潤んだ紫の瞳から、涙が零れ始める。
荒々しく唇を奪われる息苦しさに加え、雰囲気と目前の男の体温に酔い、行き場を失った感情が洪水と化した。
紛れもない「魔族」が、愛を受け取った際に歓喜に流す涙。
俗的な考えをすれば、もしもこの涙を瓶詰めにして人界へ持ち帰る事ができたら、
以下略
64
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:52:23.07 ID:h7sEMOtHo
ようやく口を離した時、彼女は、潤んだ眼で勇者を見つめ続けた。
大好きな玩具を取り上げられた子供のように、切なく潤んだ瞳で。
勇者「そんな目で見るなよ」
以下略
65
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:53:43.37 ID:h7sEMOtHo
眼前に勇者のモノを迎えた時、心拍は最高潮に達した。
どきどきと跳ね上がる鼓動が、発作を起こしそうなまでに身体を熱く締め付ける。
―――これを、しゃぶりたい。
―――道具のように、扱って欲しい。
以下略
66
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:54:42.98 ID:h7sEMOtHo
サキュバスA「う…ぉ……えぇ……ごほっ……!」
先端から迸り始めたカウパーが、喉奥に引っかかって幾度も咳き込ませる。
咳き込むたびにモノにべったりと張り付いた唾液が飛沫になり、跳ねる。
暗い寝室に、彼女の口から淫靡な旋律が奏でられる。
以下略
67
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:55:32.05 ID:h7sEMOtHo
がぽ、がぽと音を立てて咥えこむ彼女にもはや淫魔の面影はない。
瞳を彩るのは紛れもない悦楽であり、殺されかねないような口淫でさえも、快楽として得ていた。
膨れ上がったモノは、酸素の補給をほぼ完全に阻害させていた。
自発呼吸はもはや能わず、突き込まれるたびにピストンの原理で押し込まれる空気が、そのまま「呼吸」になる。
以下略
68
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:55:54.88 ID:h7sEMOtHo
脈動が一頻り収まったのを見計らい、口中からモノを抜く。
ずるりと抜け落ちたそれは白い糸を引き、自体にもねばねばとした白濁をふんだんにまとっていた。
サキュバスA「…ぐ、ぇ……けほっ……けほっ……!」
以下略
69
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:56:22.54 ID:h7sEMOtHo
柔らかく湿った肉を掻き分け、遂に、彼女が貫かれる。
内側で幾度も収縮を繰り返す肉襞が、意思を持つかのように飲み込んでいく。
腰を突き入れるまでもなく、底なし沼に沈むかのようにずぶずぶと。
サキュバスA「あ……入って……入って…きま、す……」
以下略
70
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:56:59.58 ID:h7sEMOtHo
勇者「……さて、このまま続けるのもいいが……今夜は、それじゃ面白くないだろ?」
サキュバスA「えっ……?」
勇者「趣向を変えようと思ってね。……いいものを、やるよ。欲しいか?」
以下略
71
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:57:32.86 ID:h7sEMOtHo
サキュバスA「ひいぃぃぃんっ!!」
まっさらな側の尻を張られ、背筋が跳ね上がり、上半身が起き上がる。
漏れたのは悲痛な叫びではなく、どこか甘やかな嬌声。
飲みきれなかった精液と唾液が混じった液体が口の端からとめどなく漏れ、
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