6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/17(木) 18:22:45.80 ID:MKFVQiaB0
ほむら「・・・・・・・・・・・・」ハッ
ほむらが目覚めたのは、病院のベッドの上だった。
天井さえもよく見えない、ほむらは元々病弱な上に視力も弱い少女だった。
長い夢を見ていたような錯覚に陥られる、しかしほむらが体験した絶望は確かに・・・現実だった。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/17(木) 18:24:14.63 ID:MKFVQiaB0
ほむらは、なるべく周囲に怪しまれないように少しずつ魔法で体調を回復させていき4月の新学期までには退院できるようにした。
そのまま現地の学校に転校という形で入学することになるのだが
いまのほむらは小学6年生、それも今まで数回も数十回も中学二年生を繰り返してきたのである。
最悪途中からでも頃合いを見計らって志望して見滝原の小中学校に受かることは造作もないことなので今はその処置に甘んずることにした。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/17(木) 18:26:08.41 ID:MKFVQiaB0
そして、もう一つ新たな事実に気づいた。
何かが起きても良いように地理を覚えておこうと町を散策している時だった。
奇妙な既視感におそわれて、まさかと思い記憶に従って歩いた先には・・・信じられない物がそこにはあった。
ほむら「この屋敷・・・上条・・・!?上条恭助の実家!?それにこの歩道橋・・・住宅街・・・!!!」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/17(木) 22:47:05.53 ID:mSe5IXdjo
銀雨知らないけどこんなの好きよ
乙
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/18(金) 18:21:14.29 ID:DRap2D2O0
sideほむら
暁美ほむらは基本的にどの世界でも不思議がられる少女だった。
当然だ、現地から引っ越しはおろか転居なんて小学生のうちから経験する子供はほんの一握りしかいない。
だから少数派である転校生は珍しがられるか、土地が悪ければ多数派にいじめられる対象となる。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/18(金) 18:23:18.92 ID:DRap2D2O0
少しばかり予定が崩れた事を不覚に思いつつも、銀製館学園は思ったよりも炎にとって過ごしやすい環境だった。
転校生という周囲との相違点が対して珍しくもないこの学園では必要以上に取り巻きができるわけでもない
なにより小学生の頃入院する前にどういう学校に通いどう過ごしていたかなど幾度ものループを経た今そうすぐに説明できる物ではなかったからだ。
その分生徒たちのスペックが魔法や繰り返しの知識のあるほむらに勝るとも劣らないものだったのが変身していないとはいえ驚けることだったが。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/18(金) 18:23:47.05 ID:DRap2D2O0
感情取得
ほむら→尊敬→まどか まどか→友情→ほむら
さやか「才色兼備かと思いきや、実はサイコな電波さん、と思わせといてその実は中二病を煩った天然ボケの薄幸少女かぁ、盛り過ぎだろぉ!!これが新世代の萌えなのかぁ!?」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/18(金) 18:24:35.99 ID:DRap2D2O0
ほむら「何・・・この廃墟」
ほむらはまどかを追って、あの縦裂けの廃墟へと足を踏み入れた。
するとまず彼女を襲ったのは無数の形のない殺意、生ある物を妬み、自らは何も持たない無機質な怒りだった。
魔女の気配とも似ているが、ソウルジェムの反応が明らかに魔女の時とは違う。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/18(金) 18:26:31.03 ID:DRap2D2O0
だれか魔法少女とか魔女を能力なりゴーストなりデータ化してくれないかなー
二次創作もっと増えないかなー(チラッチラッ
今日はここまでっ
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/05/19(土) 13:40:25.22 ID:fSIA2M9AO
次の投下は火曜日になりそうです。
その間に何か質問などがありましたらどうぞ
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/22(火) 16:43:38.55 ID:QSvM47Xm0
sideまどか
普通であると言う事は案外難しい。
それが元来普通すぎると自覚している鹿目まどかにとってなら尚更のことだった。
人は何も意識しないでも息をすることはできるし、歩くことも走ることもできる
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